【セブツーリング1日目】Nagaで言葉の喋れない兄弟に会った話
この週末はバイクを借りてセブ島の南方を回っています。
現在は僕が生活するセブシティの少し南、サンフェルナンドのホテルにいます
サンフェルナンドに着く少し手前にナガという街があります
事前にMiaから是非ナガのパークは綺麗だから行くべきだよと
教えてもらっていたので行ってみることにしました
ナガは海沿いの街で、パークは海を望む位置にあります
夜はその海にパークのイルミネーションが反射して綺麗です
どうやらデートスポットのようです
本題に入りますが、パークに入るために近くのマーケットにバイクを止めました
止めた時におそらく10歳くらいのストリートチルドレンらしき少年が身振り手振りで
僕にコミュニケーションを取ろうとしてきました
その時は僕は「ごめんね」と言ってパークの方に行ってしまったのですが
バイクの所に戻ってきた時にまたその少年が僕に近づいてきました
近くには13、4歳くらいのお兄さんらしき人もいました
弟君は身振りと「アウアウ」と言ったような言葉で僕に何かしらを示そうとします
バイクの方と自分の方を交互に指差していたので
バイクの上に座ってみたいのかと思って「どうぞ」と言いました
しかし「違う違う」と言ったような困った表情と身振りで断られました
そこで鈍感な僕は
「ああ、お金が欲しいんだな」とやっと気づいていくらかのお金を渡しました
すると兄弟は嬉しそうにマーケットに走って行きました
その時お兄さんの口から「サンキュー」とはっきりと言われました
そこで弟が喋れないということがより明確に僕の中のしこりになりました
学校に行けなかったり家庭の事情で言葉が話せない人がいるというのは頭の中では理解していました
しかし現実に自分の前に現れるととても複雑でした
無理に関係付ける必要はありませんが、言語を話せない子供とわざわざ第二言語を学びに来ている僕という対比性に引っかかりました
じゃあそのような子供のために何かをしようという訳でもないのですが
今日のことは忘れずに生活をしようと思った夜でした
その後、サンフェルナンドに入りました
地名からしてスペイン感漂う所がとても素敵です
市役所的なところでは住民の方が円になって歌を歌っていたり、
近くには「サンフェルナンド」と大きく書かれたイルミネーションがあったり、
その向かいには、サンフェルナンドチャーチがあったりしました
チャーチ前で写真を撮りつつ、この建物の名前はなんですか?と
バイクタクシーのおじさんに尋ねると、
スパニッシュなまりな感じで「サンフェルナンド」と教えてくれました
ああ、チャーチありきの地名なんですね。
その後すぐホテルに着きました。一晩800ペソ(2000円)と格安です
親切なお母さんが案内してくださりとりあえずチェックイン。
即、夜の町並みを見に繰り出しました
この日は特別な日でもないらしいのですが、
街の中心部では日本でいう夜祭屋台のような雰囲気の出店集落がありました
それとフィリピンに来てうっすら抱いていた疑問が
はっきりとした疑問に変わりました
それはフィリピンには日本のコンビニくらいパン屋(BAKERY)が多いということです
このサンフェルナンドでは徒歩3分圏内に5件ほど軒を連ねていました
あれはなぜなんでしょうか?
フィリピン人の米の消費量は日本人の3倍らしいですがパンも好きなんでしょうか?
フィリピンにいる間にこの謎を解き明かしたいと思います
明日はまず「Carcar」に行きます
ここはセブ島の西海沿いに位置し、東南北の主要道路が交わる部分です
つまり活気があり、マーケットも盛んなのです
ここで僕はMieと「Chicharon」を食べる約束をしました
これは豚の皮をフライしたもので、おつまみ的なものです
その後はいよいよ旅の最大の目的地である「Imara Church」に行きます
フィリピンで教会に魅せられていくつか回りましたが
写真を見た感じだとこれまでの教会とは一線を画するような感じがしています
とても楽しみです
その後は特に決めておらず「Moalboal」に向かうか
今日のホテルのオーナーから教えていただいた「dumaguete」に行こうと思います
ただ「dumaguete」はセブ島から他の島に渡る必要があるので
時間との相談が必要そうです
せっかくの2泊3日なので、普段行けない場所に足を伸ばそうと思います
追記:次の記事にしますが、本当に普段足を伸ばせないところに来てしまいました
次号タイトル「ツーリングしてたらセブ脱出して温泉入ってた話」