じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

3D ACADEMY(フィリピンの語学学校)を卒業したら?

最近考えていることです。

まあ、とりあえず決まっているのですが。

 

約3週間程度、フィリピンで生活をしてフィリピンのカルチャーに愛着が湧いて来ています。

 

特にこの間記事に書いたDumageteが本当にいい街で、

hira-jasorede.hatenablog.com

後からここにも沢山語学学校があるということやセブの語学学校よりも割安であるということを聞き、調べ不足だったなあと思いました(それでもあの時の見切り発車に

まあ、来てみないとわからないことでしたし、セブ島にいても尚Dumageteという土地との巡り合わせがあったのはご縁があったのかもしれませんが。

 

 

今は単純に

・もっとフィリピンの文化を知りたい

・Dumageteで生活してみたい

・フィリピンの人と交流して「Come What May」の価値観を自分にも染み込ませたい

 

と思っています。

それに出会う先生のほとんどがいい人ばかりで、今は教師と生徒というよりは友人のような関わりに変化して来ているので別れはさみしいなあ、という思いもあります。

まあ、期限付きだからこその感情のようにも思いますし、縁があればまた会う機会はあるので、それを理由に留まりはしませんが。

 

 

フィリピンについて書かれた本を読んだり、実際にローカルな場所に足を運んだり、先生から話を聞いたりするたび、益々ここにいたいなあと言う思いが増します。

 

 

僕はセブ市で生活をしていますし、他の市を見て回ったと言ってもほんの一部です

知っていることはわずかですそれでもあえて言えば、この国はほとんどのものが不揃いで、それが僕には心地がいい

 

 

借りたバイクは壊れますし、この国においては割高なモバイルWiFiルータはすぐ故障する。水は買わなきゃ飲めないですし、トイレットペーパーは持ち歩かないといけない。屋台や市場では衛生状況が保証されていないものが溢れていますし、スーパーや銀行には銃を持った守衛がいます。ホームレスは溢れていますし、観光客にふっかけた値段を持ちかけることが当たり前です。交通違反をしてもお金を個人的に渡せば警察は見逃しますし、一般的なホテルではお湯なんか出ない。スリやピックポケッターはむちゃくちゃ多いですし、大通りでドラッグを売っている人、オレンジを無理やり押し売りしてくる人、ポイ捨ては当たり前で、ナンバープレートが手書きのバイクがざらにある。

物質的な欠如を探すと無限に出てきそうです。

 

 

それでも、この国の自殺者が少ないという事実が、この国の精神的な充実を物語っているようにも思います。もちろんその背景には宗教が関わっているのですが。(クリスチャンにとって自殺はthin(罪)です)

それでも命が一番大事で、宗教がそのセーフティネットになっているのならそれだけで価値があるものですよね。

 

 

フィリピンの先生に「日本は無宗教だよね」と言われると、

いつも僕は「日本はSocietyっていう宗教があるよ」と返します。

 

世間様が見ているとか、人様の迷惑にならないように、という価値観は

宗教と代替可能だと思うのです。

その価値観は、日本特有の道徳観を支えているものでもあれば、世間からズレた時のなんとも言えぬしんどさみたいなものの原因でもあるように思います。

 

 

 

二つ前の記事に書きましたが、

hira-jasorede.hatenablog.com

 

Lelyから聞いた「Come What May」(何があっても)の精神や

「子供の頃に培う依存の関係が成熟して互助、協調に変わる」という文化が本当にこの国にあるとすれば、それをもっと肌で感じてみたいですし、それだけでここに暮らす価値がありそうだと思っています。

 

僕は教師の時に「自己責任」という言葉を大切にしていました。自分の行いの結果を自分が受けることは当たり前だと思っていましたし、それは生徒にも話していました。その方が楽ですし。その考えはあんまり今も変わっていません。なんで他の人の欠陥を自分が補わないといけないの?とナチュラルに考えています。

けれどもそう考えていない人がいることや、そのような文化があるというのは面白いことですし(まあ、日本でもそんな人は山ほどいるのでしょうけど)、

隣の芝は青いではないですが、僕もそんな価値観を持てればもっとゆるく生きられるのになあ、と何度も何度も思って来ました。

 

今日はこれで3件目の記事です。

どうやらLyleに感化されてしまったようです。

たった50分だけの話し合いでしたが、色々と考えることができましたし、他のマンツーマンの先生と比べると関わりが浅いのですが、正直に自分の考えを話すことができました。短期間で信用できそうな人物だと思える先生と出会えたのはラッキーでした

 

8週間の留学期間、最初から短いとわかっていたのですがもう残り5週間。

この3週間になんの悔いも残っていませんので、残り期間も好奇心全開で、見切り発車で行動していきたいと思います。

 

卒業時には、今後のことについての一つの結論、もしくは仮定を出すことができていたらいいなあ。