じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

人の魅力は失敗と本音

今日Lyleとの授業では、以下の3つの項目について話しました

 

1 What Do You Do?(何がしたいか)

2 What Is True?(何が真実か)

3 What Are You Going To Do About It?(あなたは今未来のために何をしているか)

 

 

僕は以下のように答えました

1 What Do You Do?(何がしたいか)

・英語をしっかりと話せるようになりたい

・フィリピンのローカルを知りたい

2 What Is True?(何が真実か)

・信じること

3 What Are You Going To Do About It?(あなたは今未来のために何をしているか)

・英語の学習には努力を惜しんでいない

・興味の赴くままにローカルに足を伸ばしている

 

 

以前から僕は、「今何がしたいか」という問いに

「英語を学びたい」「ローカルを知りたい」を答え続けていました

ただ「英語を学びたい」の先に何があるの?と自問自答したとき、

答えに詰まるというか、喋れて何につながるんだろう?という問いと

英語を話すことは手段なのに、それが目的化してしまっている、という気持ちがありました。

 

でも今日、Lyleと話しているときに

「Ideal Place(理想のすみか」「Ideal Job(理想の仕事)」という言葉が自然と自分の口から出たんですね

「ああ、この気持ちだったのか」と思いました。

 

自分が心底安心して暮らすことができる場所はもしかすると海外にあるかもしれない、

自分はその場所を探す必要があるから、それならまずは英語を勉強しようという気持ちがあったのかもしれません

今まで曖昧だった学習の目的がさらに明確になりました

 

それに僕は仕事をするのが大好きです

自分なりに工夫して、全力で努力をして、成果を出すということが大好きです

そんな気持ちがあるからこそ、自分が「これだ」と思える仕事を探したいのです

 

僕は退職を考えている時から次に仕事を選ぶときの条件を考えていました

・自分が好きであること

・自分が得意であること

・周りの役に立っていること

この3つの条件が揃っているものにこだわって探し続けようと誓いました

 

最近では、自分が好きなことが絞ることができていましたし、

先ほどストレングスファインダーで自分の長所を確認することができました

あとはそれをどう社会に還元するかで、、、それが一番難しいようにも思います

 

ただ今のように、自分の好きなことや得意なことを磨き続けることで、

必ず希少性のある、誰かに届けることのできる自分だけのスキルが身につくと信じています

 

 

 

そしてLyleは、質問に対して

自分は本当の幸せと本当の人生の目的を探したいと言いました

過去、ある大きな失敗から周囲の信頼が自分にとってはとても大切で、自分にとってはそれが真実だと気付いたそうです

そして今、彼女は自分にとって快適な空間から抜け出して、挑戦して行きたい。失敗を重ねながら成長して行きたいと言いました。

(そしてその話がこの記事に繋がりました)

hira-jasorede.hatenablog.com

 

彼女と僕は、自分にとっての幸せや目的とは何かを熟考しているという点に関してとても似ています

そして僕は彼女の言う「自分にとって快適な空間から抜け出す」と言う言葉がとても気に入りました(彼女は「exit comfortable zone」と言っていました)

自分の知らない場所や慣れない場所に行くことは、

多くの人にとって障壁のあることかもしれません

 

でも僕は、未知のものに関心がありますし、そこで失敗することは前提ですし、もしかしたら今より快適な場所(Ideal Plice)を見つけることができるかもしれない。そういう可能性にかけてみる方がはるかに面白いと思えるのです。

 

Lyleに魅力を感じるのは、僕と似た価値観を持っているということだけではなくて、大きな挫折を経験していることが関係していると思います。失敗や挫折はその人の魅力に大きく影響を与えると思っています。

 

僕は大きな挫折をした人の話を聞くことが大好きです。挑戦している人が大好きです。

できれば自分はそんな人たちに囲まれて生活をしたいと思います。

挑戦をする人は必ず失敗をしています。すぐ立ち直ることができる人もいれば、しばらく引きずって、ゆっくりと立ち上がる人もいます。そういう人達に魅力を感じます。

最近、小中学校時代の同級生とSNS上で再会を果たしました。その当時は関わりがほとんどなかったのですが、なんの縁か10数年の時を経て、再び会話をしました。

彼は「今は人の目を気にせず自分のやりたいことに集中したい」と言いました。その言葉は、人の目が気になっているということの裏返しのように思えました。

彼がそう言い切る裏に何かがあったのだろうと想像することができました。聞くことはなかったですが、その未確認な部分に僕は魅力を感じました。

 

そしてLyleも彼も今の僕に魅力を感じてくれているのだと思います。

もし僕に大きな挫折がなければ、僕には今のような魅力が出せなかったでしょうし、

出会えてもなかったと思います

 

失敗すること、本音をしっかりと語ることがその人の魅力に繋がると思います

今の僕は自信を持って隠し事がないと言い切ることができます

 

自分の弱みを見せて、こんなにいい出会いができるなら、

隠し事をする必要なんかないのではないかと思えました