頭が悪い人は「つっこまれ人」になろう
元来僕は頭が良くありません。
どれぐらい良くないかというと、ディベートで自分の立場を「秒」で反転させるぐらい良くありません。
そして、的外れだったり根拠のあまりない意見を思いついた瞬間に発しています。
自分でも割とそれは自覚していて、理解力の低さに悩むこともあったけれど
今はそれが自分の好きなポイントの一つです。
少し前に「余白を作る」をテーマにブログを書きました。
ザクっというと、
「自分はとりあえず行動して、あとは誰かが助けてくれる」という考え方なのですが、
僕の「頭が良くない」という特徴と相性がバッチリなのです。
とりあえず意見を言っとけばそれを誰かが賛成意見なり反対意見なりで補足してくれる。
ディベートはみんなで一つのゴールを目指すものだから、場が滞留しやすい環境ならなおさら、僕がとりあえず意見を言って「いやいや、それは違うだろ。私は〜〜〜」とかいう風に頭のいい人が喋り出してくれるので議論が活発化します。自分が「つっこまれ人」になって、他の人のつっこみを引き出すということです。
自分の意見が的外れだったり、読解力が低かったことを気にしていた時がありました。
でも最近は「こんなポジションもありやん」とかなり強めに肯定しています。
僕の意見が間違っているとか、的外れだとか、ありきたりだとかはどうでも良くて、
何よりも自分の足りない部分に周りが補足してくれるのが自分にとって得だと思っています。
だからこそ「自分は頭が悪い」「頭の回転が良くない」「自分の意見に自信がない」と思っている人は、むしろどんどんその足りない意見を第一声として発して、つっこまれていきましょう!
抽象的になってしまったので今朝あったケースを紹介します。
話題「フィリピンの小売店の看板に『NESCAFE』とかの大企業広告が載っているけど
これに広告効果あるの?」
僕「ないとおもいます(即答)」
先生「なんで?」
僕「(言葉に詰まる)」
友達「広告を見た人はNESCAFEを選ぶと思うよ(正論)」
僕「意見変えます。効果あります」
このケースはあんまり深まりがあったわけじゃないんですが…