じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

20代で仕事人生に不安を抱えている人はさっさと読書しろ!

こんばんは!

昨年度まで中学校の先生で、

4月からフィリピンとオーストラリアをぶらぶら旅している

26歳成人男性もりしまです。 

(オーストラリアのお墓にいた野生のカンガルー)

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「読書しろ!」なんて偉そうな口調ですみませんでした。

どうしても「20代の人生に不安を抱えている人達」に読んでもらいたくて

インパクトをつけようとした結果このようなタイトルになりました。

 

 

今日は波乱の社会人時代を救ってくれた『読書』という行為についてと

その中でも僕が特に気に入っている本について語ります。

 

 

 

 

読書をすることで行動が変わり、人生が好転する

 (仕事が辛すぎて借金して購入したYZF-R3)

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さて今は気楽にオーストラリアで家なし生活を送っているわけですが、

4年間の教師時代はそれはもう波乱万丈でした。

 

 

名前が「ひらく」のクセに他人に心をひらくのはムチャ苦手なんです。

 

なので誰かに救われるよりも、

「読書」に救われる経験の方が圧倒的に多かったです。

 

 

上司にムチャクチャ怒られた時、

ヤンキーとムチャクチャ喧嘩した時、

保護者にムチャクチャクレーム入れられた時、

生徒のテストをなくして生徒と保護者と校長にムチャクチャ謝った時、

 

それはもうこの世の終わりかのようなぐらい凹みました。

 

そんな時に「よし、仕事に戻ろう」と励ましてくれたのは、

友達でもなく、同僚でもなく、生徒でもなく、

 

本でした

 

本を読むことで、

「ああ、このやり方はダメだったなあ。

 明日からはこうやって見ようか。」

 

「人間関係しんどいなあ。

 ああ、こういうふうに考えたら楽になるんだ。」

 

 

そんなふうに僕の行動を変えることができました。

 

 

だから僕は、

僕と同じように悩む20代の人に「読書」をすることの価値を伝えたい。

そしてもしそれがその人たちの人生を救うことになるのだとしたら幸せだ。

 

 

 

人は知らなければ行動できない。でも知れば行動できる。

 (仕事を辞めた2ヶ月後、僕はタイで像に乗っていた)

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実はそういう僕も大学時代にある本に出会うまでは読書なんて嫌いでした。

 

それよりもサークルをして、飲み会をして、服買って…

 

そんなことの方が断然楽しかった。

思えば何も考えず楽しめていたその頃が一番幸せだった。

 

 

 

それでも社会人になれば辛いことは出てくるし、

逃げたくなることも沢山あった。(実際、仮病で1週間ゲームに逃げた)

 

 

4年目の夏、担任していたクラスが荒れて、保護者とモメた時、

周りの人達は本当に心から心配してくれた。

それでも僕は立ち直れず、どうしたらいいか分からず、立ち止まってしまった。

 

 

これからの人生、どうしたらいいんだ。

このまま教師を続けることなんてできない。

でも教師以外に食っていく術なんか知らない。

教師もできないし、他の仕事にも就けない。

じゃあ、もう生きていけないじゃんか。

僕の人生、もっとうまくいくはずだった。

どうすればよかったんだ。

ああ、もっとちゃんと自分の人生考えてこればよかった。

もうダメだ。

めんどくさい。

全裸で夜道をかけてみたい。

 

 

 

そこで初めて本に救いを求めた。

4ヶ月で100冊は読んだ。

 

 

 

そしてこう思った。

あ、こんな人生もあるんだ。

あ、こう考えたら人間関係楽になるんだ。

著者のことを信頼して行動してみよう。

意外と生きていけるかも。

教師じゃなくてもやっていけるかも。

このまま教師続けたら後悔するかも。

ちょっと人生楽しめる気がしてきた。

やっぱ全裸はダメだ。

 

 

 

本を読んだ効能は沢山あったけれど、

一番の効能は、

 

「今のままでは後悔のない人生なんて送れない」

 

と言う危機感を覚えることができたこと。

 

その気持ちは、

 

「後悔のない人生を送るためにやりたいことはやってみよう」

 

と言う想いに変わっていった。

 

 

そして今年の3月31日、僕は仕事を辞めました。

 

 

 

森島の社会人時代を救った名著3選

 

本当に選ぶのが難しかったのですが、

「20代の人生に不安を抱えている人」に読んでもらいたい本を選書しました!

 

 

『死ぬ瞬間の5つの後悔』ブロニー・ウェア

末期患者のヘルパーである著者が書いた一冊。

簡単に言えば

 

「死ぬ瞬間の爺ちゃん婆ちゃんが

 ワシャこれまでの人生で〇〇を後悔しとるんじゃ…」

 

という〇〇のベスト5です!

それがノベル形式で書かれているので読みやすいし、本当に泣ける一冊。

 

多くの人が死ぬ瞬間に後悔したことを知れるなんて、

ゲームの裏技本を読むようなもん。

 

これを読めば「行動するっきゃねえ!」って気持ちになります。

 

 

『もしアドラーが上司だったら』小倉広

アドラーの本は『嫌われる勇気』が一番有名で

僕もその著者の本は大方読んだのですが、

小倉さんの『もしアドラ』は、物語形式でとてもわかりやすいです。

 

アドラー心理学をマスターするドラさん(上司)が、

自信を失った新社会人の「僕」にかける言葉一つ一つが

本当に暖かくて、僕自身にかけられた言葉のように染みる。

 

「ああ、僕生きてていいんだなあ」と

大げさじゃなくて心から思えた一冊です!

 

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文

これは読んだ人も多いかと思いますが、

『多動力』より『好きなことで〜』よりも僕はこれが好き。

 

刑務所に入って多くのものを失った堀江さんが、

それでもゼロからコツコツ積み上げていく様子が描かれていて、

 

「僕も仕事やめてゼロからコツコツできるかも」と思える一冊でした。

 

僕はこの一節が大好きです。

 

それでもなお 、 「貯金がないと不安だ 」と思う人は多い 。なぜ不安なのか ?僕の答えはひとつ 。自分に自信がないからだ 。自信がないから将来の自分が不安になる 。その不安を 、貯金で穴埋めしようとする 。根底にあるのは 、カネさえあればどうにかなる 、というお金への妄信だ 。(本文から引用)

 

ハッとした。

仕事を辞めることの不安=収入源をなくすということの不安だけだった。

それは「僕は嫌な仕事でしか稼ぐことができない人間だ」と認めることと同じだ。

 

そんなのは嫌だと本心からその時思った。

そして僕は「絶対に好きなことで金を稼いで生きてやる」と思いました。

 

 

hira-jasorede.hatenablog.com

 

人生は行動の結果の連続である以上、名著を読むことは人生を変えることに繋がる。

(ブログを書いている私)

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これ、確かどっかで見たキャッチフレーズのパクリです(笑)

 

でも核心を突いている。

ある日急に痩せることはなくて、

毎日100kcal減らすという行動の結果が連続して、

いつの日か自然と痩せている(かもしれない)。

 

 

だから名著に出会い行動が変えれるのなら

それは人生を変えるということだ。

 

 

今「20代の人生に不安を抱えている人」は、

勇気がなくて次の一歩に踏み出せないのではなくて、

一歩踏み出してもいいと思える情報を持ち合わせていないだけ。

 

 

近くにその「情報」を教えてくれる人がいないのなら、

amazonで買う本が、電子書籍が教えてくれるはず。

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

偉そうなことを言って僕もまだ自分の腕一本で食べていけるような

そんなものは持っておりません。

 

だけど少なくとも一歩踏み出して、今は毎日を楽しむことはできています。