じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

海外で財布の盗難被害に遭った後僕がしたこと一覧【大切なこと】

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※2019/2/25に後日譚や対策を追記しました。

 

昨日2018年8月6日にオーストラリアのケアンズのバッパー宿で、

財布の盗難被害に遭ってしまいました。

 

大切な財布だったので、せめて財布だけでも戻ってきてほしいと思っているのですが…。まあ、諦めましょう。

 

ということでもうネットには溢れている情報かと思いますが、

念のために僕が行った盗難後の行動をまとめました!

 

 

 

盗難された物の確認

まずは本当に盗難されたのか、何を盗難されたのかを確認しました。

1 荷物確認・バッパー宿のカウンターに落し物確認

「盗難されたされた!」って騒いだ後に財布が出てきたらかっこ悪いので。

ボディーバック・バックパック・キャリーケース全てをひっくり返して探しました。

 

それでもなかったので意気揚々(?)とカウンターへ行き、報告をしました。

 

2 デヴィットカードならスマホアプリで悪用されていないか確認できる!

その後、現地のANZ銀行のみデヴィットカード(使ったらすぐに口座引き落としのカード)だったのでスマホアプリで使われていないか確認。

 

そこには、今日の日付で72ドルの引き落としが!

これはこの日、友人とディナーに行ったお会計ですね。

財布無くしたのに何やってんだ。

 

※ちなみに他カードへの移し替えなどもANZのアプリを使って行えます!便利!

 

日本のクレジットカード・キャッシュカードの停止

盗難被害の現状確認が終わったので、

キャッシュカード・クレジットカードの停止作業にかかりました。

 

これによって持っていたカードが返ってきても使えなくなってしまいますが…

致し方ないですね。

1 まずはVISAから

まずは現地で普及しているクレジットカードから。

現地のANZデヴィットカードはアプリで使われていないことがわかったので後回しにしました。

 

まずVISAカード楽天に電話をかけました。

作業としては一瞬です。

盗難被害に遭ったことを告げ、名前・住所を確認。

 

電話先のお姉さんが「それでは止めます…止めました!」以上起立気をつけ号令。

という感じです。

 

直近の使用状況についても教えてもらいました!

 

昨日、2000円の使用があったみたいです…。

これは僕が買った漫画代ですね。セーフ。

 

2 JCB京都銀行NEO・京都銀行8カード等)

VISAを止めた後はJCBカード京都銀行へと電話をかけました。

営業時間内だったので、カードを作った京都銀行六地蔵支店へ電話。

 

時間外ならコールセンターで対応をしてもらえます!

海外からなら「+81753442388」が京都銀行盗難・紛失時間外受付センター。

 

こちらも盗難被害を受けたことの報告、住所・名前・生年月日を伝え、即停止。

ここでも直近の使用状況を教えてもらいました。

7月31日 120円(チョコバー@パース付近)。

 

3 どこのクレジットカード会社か忘れた場合

そしてもう一つ、どこのものか忘れてしまったクレカも盗まれました。

一応JCB

 

こちらは京都銀行引き落としにしていたので、

京都銀行に電話をかけると、クレジットカード会社の電話番号だけ教えてもらえました。結果、京都銀行の8カードというものでした。

 

盗まれたクレカの会社がわからない場合は、引き落とし銀行に確認可能みたいです!

 

現地のANZ銀行の預金口座から友人の預金口座へ移し替え

カード類を全て失ってしまった僕は、

Apple Payでの支払いしかできなくなってしまいました。

 

「困ったなあ。これから旅なのになあ。」と困る僕に

運よく哀れな僕にANZのカード(未使用)を貸してくださる女神がいました。

 

全てのカードを止めてしまうと現金持ち歩くのも大変ですし、

カード発行も時間がかかるし…と思っていたところだったので助かりました。

 

そういうわけでANZケアンズセントラル支店にて全てのお金を下ろし、

女神の預金口座へ移し替え。

 

これでひとまずカードからお金を使われる可能性が無くなりました。

 

現地の警察で盗難証明(robbery report)を貰う

続いて行ったのが現地の警察にて盗難証明書をもらうことです。

これをしなければ海外保険会社から保証金をもらえない仕組みになっています。

 

そういうわけでケアンズセントラル付近の交番へGO。

 

受付のおばちゃんに盗難の旨を伝えると色々と聞かれました。尋問か?

 

何を取られたか、いつ頃か、宿はどこか、どこに財布を置いていたか、

何色の財布か、中身は何か

 

あたりです。

最後に電話番号とメールアドレスを伝えました。

 

盗難証明書は後ほどメールにPDFで届くようです。

 

海外保険会社へ電話

ここまでくれば最後の仕上げ。

海外保険HISに加入していましたので、一応保証の可能性を聞いておきました。

 

ちなみに僕の長期(一年)保険の場合は現金やクレジットカードの類は保障されません…。

 

そういうわけですが、

 

自動車運転免許証を発行する際の写真撮影代やカード発行手数料

お財布を新品で買った時の費用

については保障されることになりました。

 

ここまでの手続き(警察行ったり)を抜かりなく行ったおかげで、

スムーズに対応してもらえました!

 

 

 

そしてこれから

バッパー宿のカウンターのお兄さんに報告すると

「この宿では盗難被害なんて一度も起こった事ないヨ。もう一度探してチョ!」

と言われてしまいました。すごい自信だ。

 

そういえば前日、友人と

「なんかの第一人者になりてぇよなぁ〜〜!!!」

と言っていたのですがその翌日に、このバッパー宿の盗難被害の第一人者になるとは。言霊ってあるんですね。

 

やっぱり現金を持つことはリスクあるなあと思う今日この頃です。

これを機に全て電子マネー化していく所存。

 

 

盗難被害を受けた後の対処策 〜国際キャッシュカード編〜 New!

クレジットカード、現金など全てを失った際に約4ヶ月間オーストラリアで生き残ることができた方法を書き残しておきます。

 

一切、日本の口座からお金が引き出せなくなった僕を助けてくれたのが国際キャッシュカードを持った友人でした。

 

国際キャッシュカードとは、日本円を指定口座に入金することによって対応している国で外貨が下ろせるというカードなんです。

 

僕は日本にいる母親に指定の金額を友人の持つみずほ銀行に振り込んでもらい、みずほ銀行から友人の国際キャッシュカードへ入金してもらいました。

 

それによって無事、友人の国際キャッシュカードで僕の日本円をオーストラリアドルで下ろすということができるようになりました。

 

なぜお金が僕の口座→友人のみずほ→友人の国際キャッシュカードといったようにマネーロンダリングしているかというと、国際キャッシュカードは登録時に指定した友人自身の口座からしか入金ができないからです。

 

もう1度、箇条書きでこの対策をまとめておきますね。

 

  1. 母親が僕の口座から出金(予備のキャッシュカードが実家にありました)
  2. 母親が出金したお金を友人のみずほに入金
  3. 友人がみずほから国際キャッシュカードに入金
  4. 国際キャッシュカードを使い、オーストラリアドルを現地で下ろす

 

この方法には日本の家族・現地の信頼できる友人・国際キャッシュカードが必要ですが、運良く僕にはこの3種の神器が揃っていました。

 

よければ参考にしてください。

 

盗難被害を受けた後の対処策 〜日本編〜 New!

運良く年末年始に一時帰国をすることを決めていた僕は、帰国する期間に自分自身の国際キャッシュカードを作ることを決めました。

 

帰国2週間前にマネパカード・キャッシュパスポートという2つの国際キャッシュカードを申請しておきました。

 

ちなみにマネパカードは受け取りに本人と本人確認書類が必要でした。キャッシュパスポートは特にそのような手続きは必要なかったです。

 

そんなわけで無事オーストラリアに自分自身の国際キャッシュカードを持ち帰ったわけですが、2019年2月25日現在、ある失敗に気づいてしまったのです。

 

それは国際キャッシュカードの指定銀行である「京都銀行」のネットバンク作ってねえ…ということです。

 

友人がみずほ銀行の口座を国際キャッシュカードの指定口座にしたのと同様、僕は京都銀行の口座を国際キャッシュカードの指定口座にしていました。

 

しかし京都銀行のネットバンク開設をしていないため、国際キャッシュカードにネット上でお金を移行することができないことに。なんてこった。

 

そういうわけで5月の帰国までお金のやりくり&借金です。ワーホリで来たくせに現地で仕事をせずフリーランスで日本円を稼いでいるばかりにこうなってしまいました。(完)