じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【パース11日目】お金は簡単に稼げるけれど

そのお金で何をしたいんだろうと思いながらライティングをし続けた一日。

 

ライティングは幸運なことに僕にはとても向いているようで負担感なく、一日中続けられる。ありがたい話だ。

 

ソニー創業者の井深大さんという方が「仕事の報酬は仕事」だと言ったのだけれど本当にその通りで、原稿を仕上げれば仕上げるほど再び仕事は戻ってくる。いい条件で、面白いテーマが。

 

 

僕が辞職するときに次の仕事の条件をこう決めた。

・自分が得意なこと

・自分が好きなこと

・社会的に役に立つこと

 

こう決めたときには、そう言っている本人すら夢物語のような気持ちだったけれどまさに今その条件が叶った仕事をしていることになる。それだけで満足。

 

 

オーストラリアのワーホリ期間、金のために働かないと決めたのは勇気が要った。だって金もないし、周りと逆流することになるから。

 

でも自分がやりたいことが必ずしも周りと同じとは限らないし、むしろ僕は違うことの方が多かった。だから今は逆流してよかったと思っている。

 

このシェアハウスにしばらく住んで、酒飲んで、飯が食えたらそれで満足。それぐらいの生活を維持するぐらいのお金があればそれで満足。

 

 

気づけば満足という言葉をたくさん使っている。それだけ今に満足しているのだと思う。

 

 

そんな今日は、また7時前に目が覚めて相変わらず暖炉に火を焚くのに時間がかかって、やっと火が着いたらそこからはずっとパソコンをいじっていた。

 

ライティング以外にもやりたいことはたくさんあるのだけれど、人間は現金なもので、そのとき一番やりたいことを自然とやっている。だから今は全てのやりたいことをほっぽってライティングに没頭している。

 

といってもやはり寒さは怖く、昼間はチェーンソーで薪を切った。

こんなスローライフを送るなんて。

いや、ダーウィンの頃からすでにスローライフだったか。

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最近、思うのは同居しているユキノの異色さだ。

 

現在住んでいるシェアハウスは日本人専用なので同居人はやはり全員日本人だ。

僕を含めて、各々何かしらで働いている。

やっぱり仕事をしないと落ち着かない、といった感じで働いている(気がする)。

 

そこにきてユキノは昼前までいつも寝ている。

あんまり焦っているようなそぶりはないし、うまく説明はできないけれど達観しているように見える。

それでいて「私は働きマンだよ」と自信ありげに言うので不思議に思う。

 

 

僕がせこせことライティングをしている横で彼女は農場シミュレーションゲームをしている。

僕はそんなときたまにこう思う。「僕はなんのために仕事をしているのだろう」と。

せっかくの二人の生活なのに、こんなに仕事仕事と仕事ばかりしている僕はなんと勿体無い時間の使い方をしているのだろうと感じることがある。(それでいてライティングは楽しいので辞めないのだけれど)

時間の使い方を工夫してもっと豊かな生活を送ろうと思った今日でした。

 

 

そんな彼女も明日、ジャパニーズ&コリアンレストランに面接を受けにいく。

頑張って欲しいと思う。

 

(最近はまっているスープパスタ)

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