【パース25、26日目】食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる
「クッキーを食べれば心が解放される」
「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」
「食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる」
Netflixドキュメンタリー『シェフのテーブル』でクリスティーナ・トシの語った一説。
日記
記事の冒頭で紹介したのはたまたまネットで見かけた痺れるコトバ。
そもそも食べ過ぎにはそんなに心配していないけれど、
僕にだって心配して我慢してしまうことはいくつかある。
特にお金への心配意識はやたらと強く、今日なんて3.7ドルのアップルパイ(ディスカウント品)を諦めて2.9ドルのエクレアに変えてしまった。
そんなことをして本当に食べたいもの、買いたいものを我慢してまで長く生きられる保証はないというのにも関わらず。
そういう意味で見ていて気持ちいいのはユキノだ。
彼女はもはや「手に職があるから」とかそういうレベルじゃなくて、
僕とはマインドセットが違う。
「欲しいものは買う。食いたいものは食う。」
この肉食獣マインドセットが僕には羨ましい。悪口ではない。
今や僕以上に経済的に困窮しているはずの彼女だが、
やはり江戸っ子の血が流れているのか「宵越しの銭は持たねえ」という勢いで金は使うし、初期投資を惜しまないのが本当にすごい。
近々大きい引き落としがあるらしいけれど、
職を得るために身銭を切って預金が引き落とし額を下回ろうとも、
仕事道具を購入するという投資を行う。
僕なら同じ選択肢を取っているだろうか。
また3.7ドルのアップルパイと2.9ドルのエクレアを迷っている僕をよそ目に
彼女は16ドルするレインボーケーキを買う。
ほぼ毒のようなバイオレンスな食べ物だけれど、
高須クリニックの高須院長は
「毒を薬として使うのが医学」
と言っているし、
「クッキーを食べれば心が解放される」
「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」
という名言通り
「うまいもん食って、やりたいことやって幸せ」
というのが一番、心身ともにいいような気がする。
本のアイディア(神谷恵美子『生きがいについて』)
そんなわけで神谷恵美子の『生きがいについて』にはこんなことが書かれている。
「人間がいきいきと生きていくために、生きがいほど必要なものはない」
「それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく」
「人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない」
僕が次に書きたいのは「生きがい」とか「やりたいこと」の見つけ方についてだ。
まだ自分自身も見つけていないけれど本を読んだり、
いろいろなことを試す中でやっぱり小さいときに好きだったことが
大きくなっても好きなんだと思っている。
僕にとっては「食べること」と「懐かしい気持ちになるもの」がそれに当たる。
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