【パース34日目】聖マリア大聖堂は、牛肉のついでで。
ワーキングホリデーを出稼ぎ目的できている人がいたのかと初めて知る豪州4ヶ月目。
なぜ海外に来てまで肉体労働をするのかとずっと疑問だったのだけれど、
魚の小骨が取れたように昨日初めてスッキリとした。
そんな無知を晒した僕はお出かけでステーキサンドを食べてムチムチしている。
日記
今日は数日ぶりにユキノと出かけることになっていた日だった。
最近体力の低下が激しく、
6時間外出をするとその後数時間は休憩を挟まなくてはいけないため、
外出後はライティングもプログラミングもままならない。
そんなわけで6時過ぎにベッドを抜け出してパソコンでプログラミング学習を進める。
体力の低下 + 過剰な早起き = 老化
この圧倒的な事実を僕は認めねばならないだろう。
ただ僕はラッキーだと思っている。
なぜなら僕ぐらいの年齢から30代半ばの人は、
己の体力の低下に気づかずに意識だけが前のめり。
体を酷使した結果、何かしらを患ってしまったり、KAROSHIとなる場合があるからだ
だから27歳というこの年齢で「まだ踊りたりない」なんて言わずにさっさと体力の低下を認める。
そしてそれなりの生活にシフトしていくべきなのだ。
そんなわけで、この日は珍しくライティングの依頼がなかったために
朝も早よからプログラミングに勤しんでいたのだ。
10時30になるとユキノが起き出してくる。
彼女と僕には時差があり、おそらく僕にだけサマータイムが施行されている。
昼食を兼ねた外出を予定していたため僕は尋ねる。
「何時に出るんだ?」
彼女は言う。
「10時50分」
まさか、正気かと思ったがかなりの速度でセットアップを仕上げていく姿から真意を感じ、僕もソファに半分沈んでいた腰を上げた。
約束通り、彼女は起床後20分以内に準備を済ませバッチリのメイクで僕とともにシェアハウスを後にした。
バスに揺られ10分強。僕らは市内の中心部、パース駅の道路挟んで向かい側に降り立つ。
まずは食事に行くことにした。
本日の食事は、オーストラリアの人気カフェチェーン「THE COFFEE CLUB」だ。
日本で言えばスターバックスのポストにあるコーヒクラブ。
ここの所謂カフェ飯が美味そうだとユキノからの希望があったのだ。
席に着きメニューを見、オーダーを済ませる。
僕はステーキサンドウィッチとミルクシェイク(ストロベリー)
ユキノはスクランブルエッグ&トーストとミルクシェイク(キャラメル)
このサンドウィッチに挟んだステーキは薄かったが美味しかった。
僕はオーストラリアを車で旅している間に放し飼いされた痩せ牛達を思い出していた。
満足に水もなくやせ細り、脂肪どころか赤身すらほとんどついてなさそうな彼ら。
OGビーフというとアンガス牛などをイメージしがちなのだがそんなレベルじゃあない。
調べたところヘレフォード種かブラーマン種。
引用元:オージー・ビーフの概要 | オージー・ビーフ&ラム公式サイト
ガリガリのアイツらのどこに牛肉としてのポテンシャルを隠しているのか。
そんなことに思いを馳せながら僕はステーキサンドウィッチを完食した。
その後、シェアハウスのマネージャー引継費を銀行で下ろした。
僕たちは11月から今住むシェアハウスのマネージャーを引き継ぐことになっていた。
食後はパース市内中心部なら無料で使用できるCATバスに乗り、
(一応、今回ユキノ的にはメインの)聖マリア大聖堂へと向かった。
中心部からほんの5分程度、バスに乗ると目の前に大聖堂が現れた。
若干、ディズニーランドで既視感のあるデザインだが、やはりそこは大聖堂。迫力がある。
中はこんな感じで、ステンドグラスが美しい。
オーストラリアのチャーチは新しいものが多く、
フィリピンのような厳かで歴史あるものは見たことがなかったけれど、
ここはさすがカテドラルと呼ばれるだけあって(カテドラルの意味知らなかったけど)
とても良かった。
ちなみにお土産も売っていた。割と高いお値段で。
(オーストラリアのデザインが施された可愛いキャンドル)
聖マリア教会を20分足らずで攻略すると僕らは歩いて市内まで戻った。
(迫真の表情をするおじさん人形。帰り道のファイアーステーションミュージアムで)
市内に着くともう少し市内をぶらぶらして、タピオカドリンク専門店へ向かう。
中国で飲んだウーロンタピオカミルクティーが忘れられず、
僕は同じものを頼んだ。美味。
帰宅後は案の定、仕事にならずベッドでゴロゴロし、気が向いた頃に夕食を作った。
ライティング進捗
主収入源を捨てて割と仕事自体が減ったので今日は特にせず。
出かけている最中にクライアント二人から依頼が来るというタイミングの悪さは良いとして、もう少しプログラミングの収益化に時間がかかりそうなのを見ると継続依頼を増やしたほうが良さそうだ。
ただ文字単価を下げてまで仕事は受けないことにした。
文字単価を下げればそのまま時間単価が下がることになる。
そんなわけで依頼を受けるときは毎度、交渉交渉&交渉。
英語系記事:0.8円
人物系記事:0.9円
就活系記事:0.3円
継続しているのはこれぐらい。
ありがたいことに来月からは家賃なしで生活ができるので、
もう少しプログラミングに重点を置いた生活を送れそうです。
プログラミング(進行度)
本日のプログラミング進捗は、
Pythonの多次元リストと関数をお勉強。
正直、これがどう仕事に繋がって行くのかはイメージできない。
Python入門を学習後は、PyQにて有料会員となってレッスン受講予定でPyQについても少しづつ調べ始める。
Pythonをやっていると当たり前のように出てくるhtmlタグなど。
事前にその辺の知識を持ち得ていない僕は、その場その場で調べて行くしかない。
今の所はなぞかけを解いているような感覚で学べて楽しい。
と言うかミニゲーム感覚で学べるPaizaに感謝。
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