【パース37日目】本音を言うと離れる人は元々一緒にいられる人ではない
本の感想を学友からもらって嬉しかったので書いた日記です。
著書に対する感想をきっかけに考えたこと
この間、初めて出した本の感想を学友がメッセージで送ってくれた。
改めて思うのは僕が抱いていた人間関係の悩みに共感してくれる人がいて、
自分の悩みを吐き出すこと、それに対する自分なりの解決策を述べることが、
価値になることがあるんだということだ。
未だに「一人であること」「孤独であること」に対して不安に思っている人はいる。
本音が話せる友人がいなかったり、他人にへりくだってしまったり、
その根源は自信のなさだ。
自信がなければ頼れるもの、依存先を求めてしまって、
外界のものとのつながりを過剰に求めてしまう。
僕もそうだったし、今でもそんな時がある。
それでも孤独に対して肯定的になれたのは
一人でいるということの豊かさを知れたからだ。
ブログに自分の考えを書いたり、本を出したりするのが怖いこともある。
「自分のキャラじゃない」
「キモいと思われるかも」
これはアドラー心理学で言えば
「『他人に嫌われる』ことを理由にして『自分が傷つかないようにする』」心理だ。
つまり自分を抑えてしまう気持ちは打破するべき気持ちなのだ。
そして自分が思っていることを書いて離れていく人がいるのであれば、もともと一緒にいることができない人だ。
本を書いていた時は周囲へ伝えようという気持ちがあったのではなくて、
ただただブログの延長線上にあったことを一つ体系的にしたかっただけだ。
それでも読んでくれて、共感してくれる人が一人でもいたということが何よりも嬉しかった。
表現方法がある人は強い
この間、ユキノと「表現方法がある人は強い」という話をしていた。
本にしろ、漫画にしろ、絵にしろ、音楽にしろ、
創作活動によって自分を表現できるということはとてもありがたいことなんだ。
僕はブログを海外生活のことやヒッチハイクのことを残したくて書き始めたのだけど、
今は大切な表現方法になっているし、考えをまとめるための手段にもなっている。
それが高じて本を出すことができたのだからブログを始めて良かった。
自分の一生懸命書いたものや作ったもの、それに対して誰かが反応してくれることの嬉しさは筆舌に言い表しがたい。
僕はもっと多くの表現方法を手に入れたいと思う。
プログラミングなんかはそんな気持ちで学んでいるところがある。
今はプログラミング言語に疎く、外国語を学び始めたときと同じように不自由だけれど
プログラミング言語の文法が分かり、ボキャブラリーが増えれば、
表現できることは増えてくるはずだ。
プログラミング
今日のハイライトといえば何と言っても朝一で、
Pythonのオンラインスクール「PyQ」に入ったことだ。
PyQのレッスンを進めているとこんな名言が流れてくるのがお気に入り。
全くもって定着しないプログラミング言語を漆塗り形式で
重ねて重ねて重ねまくってなんとか少しずつ「超初級」スキルを覚え始めてきた。
プログラミングを学ぶ人の多くは「全く身につかない」ということがベタな悩みらしく、PyQでは最初にこんなイラストが提示される。
つまり
「最初から使いこなせるわけないから辛抱しろ」
「成功するまで失敗し続ければ、それは成功」 的根性論である。
しかしそれはその通り。
ライティングと両立させながら今年中には必ず仕事をもらえるところにまで持っていきたい。
これは今日書いたコードの一つ。
これのコードを出力すると、
時間によって「満腹」か「空腹」かをプログラミングによって判断してくれます。
さて明日から平日なので土日のようにバリバリプログラミングというわけにはいきませんが、どんどん学んでいきませう。
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