じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

8 軍艦島へ

 お母さんと別れ、10分程度歩くとすぐ「道ノ尾駅」が見えてきました。小さい駅ですが外観が渋くて綺麗な外観の駅です。

 ちなみに道ノ尾駅には猫駅長がいらっしゃるようでした。(会えなかった)

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 道ノ尾駅から20分程度電車に揺られ、ついに長崎市内の中心部「長崎駅」に到着しました。

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ここで僕はあることに気づきました。長崎は美人さんが多い。思えば佐世保の母娘さん、琴海町のお母さん、駅ですれ違う人たち。目鼻立ちくっきりですらっとされている方が多かったです。

 

九州に来る前は「僕は瀬戸内海沿いに骨を埋めるのだ」と意気込んでいましたが、九州もいいなあと思い始めていました。

(余談ですが、今話題の「向島」の宿に泊まったことがあります。尾道市とは尾道水道で分断されていますがフェリーは5分おきくらいで行き来をし、アクセスも悪くなく、そしてとにかく景色が綺麗でした。)

尾道の千光寺からの尾道水道

 

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話題の「向島」から尾道を見た眺め

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 長崎駅から、軍艦島に向かうフェリーが止まる港までは徒歩30分程度。海沿いを歩けるようだったので歩いて行きました。その日は快晴で、前日の雨が嘘のようで、港町特有の街の雰囲気を楽しみながら歩きつづけました。

 港に着くと受付時間までまだ時間があったので、近くの「鼈甲細工博物館」に入りました。(大人100円、子供50円 安すぎる

長崎は江戸時代から外国との貿易が盛んで、鼈甲細工が伝わり、盛んに作られていたそうです。龍や船や魚など、精巧な鼈甲細工の作品がたくさん並べられていて楽しむことができました。

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 フェリーの受付を済ませ、いざ入船。ナビゲーションを務める方は元々軍艦島に住んでおられた方のようで、熱く語られていたのが印象的でした。

 そして船に乗ること50分弱。ようやく軍艦島が見えてきます。僕が参加したツアーは「軍艦島 周遊&上陸ツアー」。最初にフェリーで軍艦島の周りをナビとともに回ります。

 

 遠くから見ると本当に軍艦でした。戦争中、アメリカ軍が本当の軍艦と間違えて、島に砲撃をしたそうです。

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 島の上にはたくさんの建物、集合住宅、作業場、灯台。風化した建物が残っていました。

 「この軍艦島羅針盤を持ちません。これからの未来という名の航海、前に進むのか後ろに進むのか、私たちは軍艦島とともに見て行きたいと思います」

 そんなナビの方の言葉が印象に残っています。

 

 そして軍艦島に上陸。街の中に入ることはできませんでしたが、ルートに沿って建物の外観などを見て回ることができました。

 ちなみにこの写真は、軍艦島にある日本最古の鉄骨建築の集合住宅です。右から二つめの階層が他の階よりも下にずれている事がわかるでしょうか。これは土間のフロアだそうで、リビングなどのフロアよりも下にずれているのだそうです。

 

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 ちなみに軍艦島ツアーは大人気で満員のことも多いようです。ただツアー会社が何社かあるので、比較サイトなどを見ながら予約をとっておくことをお勧めします。

 僕がお世話になったツアー会社は接客が親切で、何と言っても元住人の方のナビゲーションが聞けるのでオススメです。

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