じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【パース35日目】環境に適応しなくて本当に良かった

 

 

 

 

日記

世の中には環境適応能力が高い人と低い人がいて、

僕は大学時代に環境適応能力が高いと思っていた。

 

しかしそんなことはなかったし、でも適応する人間じゃなくて本当に良かったと思う。

 

僕のことを嫌いな人や気持ちが悪いと思う人、笑う人がいてこそ

自分がそのままでいるという証拠だということで、

適応しないならしないなりの環境構築をしてくという楽しみもある。

 

「ここは無理だなあ」と思ったら昔からその場から離れる癖があったのだけれど

その傾向から自分に環境適応する力もなければその気もないということを

もっと早くに気づいていれば生き方も付き合う人ももう少し早く改善されていたかも。

 

 

(僕が作った、と言いたいけれどユキノが卵を3個も使って作ったカルボ)

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そんなことを考えたのは8月5日の忌まわしい財布盗難事件がきっかけ。

 

失ったクレジットカードとキャッシュカードを全て利用停止し、

海外で生きる術を失った僕が今、ユキノのクレカ・国際キャッシュカードを使っていることはすでに述べた。

 

もはや日本に一時帰国する年末にしかクレジットカードはまだしもキャッシュカードすらできないという事態を一変することがあった。

 

まさかの「京都中央信用金庫」のキャッシュカードが見つかったのだ。

 

これはコンビニで言えば「ポプラ」くらいの位置の信用金庫。

 

これがあれば引き落とし口座にしてクレジットカードが作れる。

クレジットカードが家に届けば、海外発送してもらえるかもしれない。

 

そんなことで今日はクレジットカードの発行審査が甘い会社にいくつか申請した。

そして数あるゆるゆるカード審査の荒い網の目すらも通らず、

唯一通ったのが「dカード」だった。

 

 

意気揚々とカードの引き落とし設定をしようとする。

しかし銀行検索の頭文字「キ」には京都銀行しか見当たらない。

 

そう「京都中央信用金庫」というマイナーと、

dカード」というマイナーがかけ合わさった結果、

引き落とし銀行として提携すらしていないという事態に陥ったのだ。

 

 

そして思う。

「ああ、ゆるゆるカード審査にすら通らない身分になってしまったのか」と。

 

でも昔の身分に戻りたいとも思わない。

戻るぐらいならデヴィットカードを使うぐらいだ。

 

環境を変えてできなくなったこともあるけれど今はこれで満足。

 

ライティング

今日のライティングは、

 

英語系記事:1,500円(1記事)

人物系記事:9,000円(1記事)

人物系記事:7,500円(3記事)

 

あまり依頼が降ってこない週末で、この土日は暇になりそうなこと請け合いだ。

 

プログラミング

今日は再び二次元リストと関数を勉強中。

 

Pythonには(というかプログラミングには?)リストという概念があって、

このリストを一つ使えばただの「リスト」。

他のリストを引っ張ってきて指定のリストに入れ子式にすれば「二次元リスト」

「三次元リスト」になるとPythonの得意分野「3Dプリンター」に応用可能だ。

 

そんな二次元リストを使うとこんな感じのことができる。

 

(まず画像ファイルを引っ張ってこれる文字を書く。これぐらいならなんとか自分でかけるようになってきました)

f:id:hira-jasorede:20181012212413j:plain

 

 

上記のものを出力すると、「text」ではこんな感じだが、

f:id:hira-jasorede:20181012212417j:plain

 

「html」表示に切り替えると引っ張ってきた画像が表示された!

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そんなわけで多次元リストの入門編認定証ゲット!

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関数は多次元リストと比べると割と掴みやすい。

 

下の画像は「enshuukeisan」という関数を定義して、

「hankei」のところに数字を入れれば勝手に円周を計算してくれる関数を作ったもの

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他にも九九を計算してくれる関数を作ったり、

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グローバル変数・ローカル変数といった概念を学びました。

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【パース34日目】聖マリア大聖堂は、牛肉のついでで。

ワーキングホリデーを出稼ぎ目的できている人がいたのかと初めて知る豪州4ヶ月目。

 

なぜ海外に来てまで肉体労働をするのかとずっと疑問だったのだけれど、

魚の小骨が取れたように昨日初めてスッキリとした。

 

そんな無知を晒した僕はお出かけでステーキサンドを食べてムチムチしている。

 

 

 

日記

今日は数日ぶりにユキノと出かけることになっていた日だった。

 

最近体力の低下が激しく、

6時間外出をするとその後数時間は休憩を挟まなくてはいけないため、

外出後はライティングもプログラミングもままならない。

 

そんなわけで6時過ぎにベッドを抜け出してパソコンでプログラミング学習を進める。

 

体力の低下 + 過剰な早起き = 老化

 

この圧倒的な事実を僕は認めねばならないだろう。

ただ僕はラッキーだと思っている。

 

なぜなら僕ぐらいの年齢から30代半ばの人は、

己の体力の低下に気づかずに意識だけが前のめり。

体を酷使した結果、何かしらを患ってしまったり、KAROSHIとなる場合があるからだ

 

だから27歳というこの年齢で「まだ踊りたりない」なんて言わずにさっさと体力の低下を認める。

そしてそれなりの生活にシフトしていくべきなのだ。

 

 

そんなわけで、この日は珍しくライティングの依頼がなかったために

朝も早よからプログラミングに勤しんでいたのだ。

 

 

10時30になるとユキノが起き出してくる。

彼女と僕には時差があり、おそらく僕にだけサマータイムが施行されている。

 

昼食を兼ねた外出を予定していたため僕は尋ねる。

「何時に出るんだ?」

彼女は言う。

「10時50分」

 

まさか、正気かと思ったがかなりの速度でセットアップを仕上げていく姿から真意を感じ、僕もソファに半分沈んでいた腰を上げた。

 

 

約束通り、彼女は起床後20分以内に準備を済ませバッチリのメイクで僕とともにシェアハウスを後にした。

 

 

バスに揺られ10分強。僕らは市内の中心部、パース駅の道路挟んで向かい側に降り立つ。

 

まずは食事に行くことにした。

 

本日の食事は、オーストラリアの人気カフェチェーン「THE COFFEE CLUB」だ。

日本で言えばスターバックスのポストにあるコーヒクラブ。

ここの所謂カフェ飯が美味そうだとユキノからの希望があったのだ。

 

席に着きメニューを見、オーダーを済ませる。

 

僕はステーキサンドウィッチとミルクシェイク(ストロベリー)

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ユキノはスクランブルエッグ&トーストとミルクシェイク(キャラメル)

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このサンドウィッチに挟んだステーキは薄かったが美味しかった。

 

僕はオーストラリアを車で旅している間に放し飼いされた痩せ牛達を思い出していた。

満足に水もなくやせ細り、脂肪どころか赤身すらほとんどついてなさそうな彼ら。

 

OGビーフというとアンガス牛などをイメージしがちなのだがそんなレベルじゃあない。

 

調べたところヘレフォード種かブラーマン種。

「ブラーマン種 オーストラリア」の画像検索結果

引用元:オージー・ビーフの概要 | オージー・ビーフ&ラム公式サイト

 

ガリガリのアイツらのどこに牛肉としてのポテンシャルを隠しているのか。

そんなことに思いを馳せながら僕はステーキサンドウィッチを完食した。

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その後、シェアハウスのマネージャー引継費を銀行で下ろした。

僕たちは11月から今住むシェアハウスのマネージャーを引き継ぐことになっていた。

 

 

 

食後はパース市内中心部なら無料で使用できるCATバスに乗り、

(一応、今回ユキノ的にはメインの)聖マリア大聖堂へと向かった。

 

中心部からほんの5分程度、バスに乗ると目の前に大聖堂が現れた。

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若干、ディズニーランドで既視感のあるデザインだが、やはりそこは大聖堂。迫力がある。

 

中はこんな感じで、ステンドグラスが美しい。

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オーストラリアのチャーチは新しいものが多く、

フィリピンのような厳かで歴史あるものは見たことがなかったけれど、

ここはさすがカテドラルと呼ばれるだけあって(カテドラルの意味知らなかったけど)

とても良かった。

 

ちなみにお土産も売っていた。割と高いお値段で。

 

(オーストラリアのデザインが施された可愛いキャンドル)

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聖マリア教会を20分足らずで攻略すると僕らは歩いて市内まで戻った。

 

(迫真の表情をするおじさん人形。帰り道のファイアーステーションミュージアムで)

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市内に着くともう少し市内をぶらぶらして、タピオカドリンク専門店へ向かう。

 

中国で飲んだウーロンタピオカミルクティーが忘れられず、

僕は同じものを頼んだ。美味。

帰宅後は案の定、仕事にならずベッドでゴロゴロし、気が向いた頃に夕食を作った。

 

 

ライティング進捗

 

主収入源を捨てて割と仕事自体が減ったので今日は特にせず。

 

出かけている最中にクライアント二人から依頼が来るというタイミングの悪さは良いとして、もう少しプログラミングの収益化に時間がかかりそうなのを見ると継続依頼を増やしたほうが良さそうだ。

 

ただ文字単価を下げてまで仕事は受けないことにした。

文字単価を下げればそのまま時間単価が下がることになる。

 

そんなわけで依頼を受けるときは毎度、交渉交渉&交渉。

 

英語系記事:0.8円

人物系記事:0.9円

就活系記事:0.3円

 

継続しているのはこれぐらい。

 

ありがたいことに来月からは家賃なしで生活ができるので、

もう少しプログラミングに重点を置いた生活を送れそうです。

 

プログラミング(進行度)

 

本日のプログラミング進捗は、

Pythonの多次元リストと関数をお勉強。

 

正直、これがどう仕事に繋がって行くのかはイメージできない。

 

Python入門を学習後は、PyQにて有料会員となってレッスン受講予定でPyQについても少しづつ調べ始める。

 

Pythonをやっていると当たり前のように出てくるhtmlタグなど。

 

事前にその辺の知識を持ち得ていない僕は、その場その場で調べて行くしかない。

 

今の所はなぞかけを解いているような感覚で学べて楽しい。

 

と言うかミニゲーム感覚で学べるPaizaに感謝。

 

 

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【パース27〜33日目】4つの変化

なにも強制されない生活なので優先順位が高いことばかりをすると、

ここ最近はライティングかプログラミングの毎日になっていた。

 

そういうわけですっぽり穴が空いた7日間に起きた変化を書いていこうと思う。

 

 

 

本の出版

ようやく、というか意外と早く出版されることとなった僕の著書。

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予約購入をしてくれていた人がいたり、

購入の仕方を聞いてくれる人がいたりで、本当に嬉しい限りだ。

 

初めての本の内容に自分でも思うところは沢山あるのだけれど、

買ってくれた人、読んでくれた人、面白いと感じてくれた人にそれを言うのは

ルール違反だと思うので言わない。

 

ほとんどがフィリピン生活で得た知見やアイディアが詰まっているのがあの本だ。

 

自分の本に需要なんてあるのかなあと思いながらの出版だったけれど

大学時代の友人が「孤独が怖いから読むよ〜」と言ってくれて、

僕の本でも楽しみにしてくれる人がいるんだと素直に嬉しかった。

 

著作権を全部、出版社に譲渡しちゃったのでそれだけ少し残念。

次はamazon kindle dilectだったか、なんちゃらの無費電子書籍出版に挑戦したい。

 

感想とか教えてもらったら嬉しいな〜〜

 

プログラミング

ダーウィンで生活していた頃からやりたいと思っていたプログラミング。

やっと三日前から始めた。

 

何を始めるのか迷っていたところ、

無料でプログラミング言語各種の体験版レッスンができる「Paiza」っていう

オンラインプログラミングスクールにて

Python」言語が入門編全レッスンを受けられるということだったので迷わず受講。

f:id:hira-jasorede:20181010224142j:plainこんな感じでカキカキしております。

 

ゲーム感覚でできるところが面白いのでほぼ遊びですが、

ここから年内には稼げるようにしたいなあと考えております。

 

(認定証もらっちゃう)

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順当に行けば、PaizaでのPython入門レッスンを受け切った後は

Python専門オンラインスクールのPyQだかなんだかの有料レッスンを受講して、

そのままプログラミングスキルをつけていく所存。

ライティングもあるからとりあえず小銭稼げるのを目標に。

 

生徒とLINE

実はずっと引っかかっていた教員の時の思い出。

初めての担任のクラスで一番ヤンチャをしていた生徒と卒業式で綺麗な別れかたができていなかったことが忘れられずにいた。

 

そんな彼からLINEが来たのがついこの間で、

以前も一度そんな連絡が合った時は無視をしてしまっていた。

 

今回も無視をしてしまおうと思っていたのだけれど、

ユキノが「向き合わないと」的な熱い語りをしてくれたので、

それに素直に従うことにして返事をした。

 

 

結果的に言えば彼はそんな卒業式のやりとりなんか忘れていて、

僕に最後の別れ際に言った「死ね」という言葉も覚えていなかった。

 

言った側は忘れていて、言われた側は覚えているっていうあるあるだ。

 

でもそんなもんかと心の支え(つかえ)が取れた。

 

僕の周りには過去を清算しきれていない人が多いが、

自分も過去を清算して捉え直していかないとそうなってしまう。

 

 

いまだに昔(主に教師時代)の過去がフラッシュバックして、

無意識に「死にて〜」と呟いてしまっている自分にハッとすることが多い。

まだまだ清算し切れていないことが多いから逃げるのではなくて

清算して捉え直していく方向で努力していこう。

 

 

 

主収入源を断ち切る

実はプログラミングを始めるにあたり、

ライティングの依頼の中でも最も収入源としては強く、

そして最も時間を消費していた芸能記事案件を切った。

 

単純に時間確保のためもあったし、

芸能記事ゴシップなんてまとめても将来的になんの意味もないとずっと思っていたからどうせなら切っちゃれ!と思ってラフに切ってしまった。

 

教師にしても、高校・大学のほとんどを費やした和太鼓にしても、

それはもう時間を費やしているわけだから他には何もできない。

 

 

これの危うさは一つのものだけに依存してしまうということだ。

 

和太鼓を辞めた後、僕は教師の仕事に依存した。

教師を辞めると決めた時、僕は他の依存先を探し海外留学をした。

そんな過依存よりも常にいくつかのものに手を出している方がいいことに気づく。

 

収入源もそうだし、生活の中を占めるものもそう。

一つのことばかりよりもいくつかのものに手を出していたいと思う。

 

そんなわけで最近はプログラミング・ライティング・お料理の三つに生活が分かれている。

 

プログラミングはレッスン段階だから時間がかかるけれど、

これもライティングぐらい慣れることができればもう一要素ぐらいは入れられそうだ。

 

とりあえず今年の目標は、

 

本の出版

洋書の翻訳出版

プログラミングでお金を稼ぐ

好きな音楽でミックス音源を作る

 

 

なのでその時にやりたいことを始めるつもり。

 

 

 

7日間で食べたもの・行ったとこの写真

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【パース25、26日目】食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる

「クッキーを食べれば心が解放される」

「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」

「食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる」

 

 

Netflixドキュメンタリー『シェフのテーブル』でクリスティーナ・トシの語った一説。

 

 

 

日記

記事の冒頭で紹介したのはたまたまネットで見かけた痺れるコトバ。

 

そもそも食べ過ぎにはそんなに心配していないけれど、

僕にだって心配して我慢してしまうことはいくつかある。

 

特にお金への心配意識はやたらと強く、今日なんて3.7ドルのアップルパイ(ディスカウント品)を諦めて2.9ドルのエクレアに変えてしまった。

 

そんなことをして本当に食べたいもの、買いたいものを我慢してまで長く生きられる保証はないというのにも関わらず。

 

 

そういう意味で見ていて気持ちいいのはユキノだ。

 

彼女はもはや「手に職があるから」とかそういうレベルじゃなくて、

僕とはマインドセットが違う。

 

「欲しいものは買う。食いたいものは食う。」

 

この肉食獣マインドセットが僕には羨ましい。悪口ではない。

 

今や僕以上に経済的に困窮しているはずの彼女だが、

 

やはり江戸っ子の血が流れているのか「宵越しの銭は持たねえ」という勢いで金は使うし、初期投資を惜しまないのが本当にすごい。

 

 

近々大きい引き落としがあるらしいけれど、

職を得るために身銭を切って預金が引き落とし額を下回ろうとも、

仕事道具を購入するという投資を行う。

 

僕なら同じ選択肢を取っているだろうか。

 

 

また3.7ドルのアップルパイと2.9ドルのエクレアを迷っている僕をよそ目に

彼女は16ドルするレインボーケーキを買う。

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ほぼ毒のようなバイオレンスな食べ物だけれど、

高須クリニックの高須院長は

 

「毒を薬として使うのが医学」

 

と言っているし、

 

「クッキーを食べれば心が解放される」

「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」

 

という名言通り

 

「うまいもん食って、やりたいことやって幸せ」

 

というのが一番、心身ともにいいような気がする。

 

 

本のアイディア(神谷恵美子『生きがいについて』)

そんなわけで神谷恵美子の『生きがいについて』にはこんなことが書かれている。

 

「人間がいきいきと生きていくために、生きがいほど必要なものはない」

「それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく」

「人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない」

 

 

僕が次に書きたいのは「生きがい」とか「やりたいこと」の見つけ方についてだ。

 

まだ自分自身も見つけていないけれど本を読んだり、

いろいろなことを試す中でやっぱり小さいときに好きだったことが

大きくなっても好きなんだと思っている。

 

僕にとっては「食べること」と「懐かしい気持ちになるもの」がそれに当たる。

 

 

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【パース24日目】9月のゆるゆる収支報告(だらだらライティングをした結果)

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さて10月に入ったので初めてライティングをしながらの生活の収支報告をゆるく行なっていきたいと思う。

 

 

9月の支出金額

正直、あまり使ったお金に関しては換算していないが

 

2400ドルの預金額が1800ドル程度になっていたので、

9月の支出金額は

 

「600ドル」=「5万円弱」

 

程度ということになる。

 

車旅のガソリン代は全てキャッシュバックがあったので移動費は実質0円。

多くが食費・宿代・観光代だ。

 

食費:100ドルくらい

宿代(ダーウィン)   :45ドルくらい?

宿代(パッパー宿)   :16ドル

宿代(パース)     :280ドル

観光代(フリーマントル):10ドルくらい?

観光代(ロットネスト) :150ドル

 

 

これで計算上「491ドル」

 

残りはお菓子とかお酒とか外食とかその辺で「109ドル」くらい使ってるみたいでした。

 

9月の収入金額

さて気になるのが収入金額。

正直ダーウィンでもパースでもライティングばかりのこの生活でしたが、

確定収入と見込み収入を分けて見ていきましょう。

 

確定収入(9月中に入手した分)

キャリア系記事  :17,000円

英語系記事    :24,000円

CWの雑多な記事   :43,620円

                 計:84,620円

 

こんな感じ。

ドル換算にすると「1,010ドル」程度。

9月中は車旅に出ているのと、

CW(クラウドワークス)の10月15日分振込金額を差し引いてのコレなので、

割といい感じ。

 

見込み収入(9月中に仕事した分=10月に入手予定のお金)

キャリア系記事  :17,000円

英語系記事    :85,500円

芸能系記事    :85,500円

CWの雑多な記事   :70,336円

                 計:258,336円

とりあえず今の見込み収入はこんな感じに。独自計算なので変動はありそうだけれど

ドル換算でいくと「3,100ドル」程度。

 

まとめ

ライティングも1ヶ月真面目にやるとコレぐらいは稼げるのかと一応納得。

ただフリーの辛さは安定しない仕事面。

 

ただただ大切なのは「仕事の報酬は仕事」というソニーの人の言葉。

これからも気持ちを持ってライティングをしていきましょう。

 

 

 

ちなみに現在のシェアハウスは1ヶ月「280ドル」。

日本円で大体「25000円」程度見ておけばいいぐらいです。

これに食費・お菓子・お酒・たまの観光代を足せば大体「400ドル」ぐらいを稼げばいきて行けそうです。

 

また11月からはシェアハウスのオーナーになることとなったので、

そこからは家賃かからず。

 

生きていくコストをどんどん下げて、色々なことに挑戦できるようにしていきませう。

 

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【パース23日目】9月も最終日を迎え若干の振り返りをしていこうと思う

今日は9月の振り返りをちょっとだけ。

 

 

9月1日〜9月8日 ダーウィン(ティウィ)生活

ジェームスとテリーが住むシェアハウスに二週間とちょっとだけ滞在をしていた。

 

二週間以上いると豪語していたのにも関わらず、二週間と2日しか滞在しなかったのは固い握手を交わしたジェームスには申し訳なかった。確かに二週間以上だけれども。

 

この頃、僕は今の「朝から晩までパソコンでライティング」の生活を確立していった。

 

この頃、プログラミングに手を出しかけていたが、まだ出せていない。

今はライティングの方が優先順位が高いから仕方がないと思いながらも、

飽き性の僕はライティングにハマっている間に次にハマれそうなことも探しておきたい。

 

確か神様がマットレスをくれた(路上に落ちてた)のもこの頃だ。

あのマットレスはジェームス宅に寄贈したから、次に入るシェアメイトは是非活用して欲しいと願う。

 

今も思い出されるのはテリーが毎晩、草を吸っていたこと。

夜になると独特の芳香が通ってくるのには閉口したが、

テリーの規格外の肥満体には納得のいく理由でもあった。

 

ダーウィンに住んでいた頃は今以上に貧しく、ユキノと協力して生活していた。否、せざるを得ない状況に合ったように思う。

 

生活レベルを落とすことを多くの人は恐れるけれど、

慎ましい生活に身を落とすことで感じられる幸せもあると思う。

 

特に僕は食べることが好きだから低予算でどれだけ充実した食生活を送れるかという工夫の中に起こる一喜一憂(憂はなかったけれど)は僕にとっては楽しかった。

 

深夜特急』で沢木耕太郎が「ワレ到着セズ」と電報を打ったように、

『珍夜特急2シーズン』でクロサワ・コウタロウが「帰国しよう」と思ったように、

次の旅に出るのはタイミング。

 

僕たちはある日ふと「ダーウィンを出よう」と決めたのだ。

 

ユキノの仕事の関係もあったかもしれないし、

僕の毎日のマンネリでもあったかもしれない。

 

ただ僕達はダーウィンにどこか納得して出発することを決めたのだ。

 

9月8日〜9月14日 ダーウィン→パース車旅

「貧すれば鈍する」という言葉は本当だろうか。僕はそうは思わない。

 

貧しいからこそ眺める夜空の美しさに気づけるのであり、シャワーのありがたさに気づくのだ。

車旅はそんな日常の中の素晴らしさに気づく機会として素晴らしい。

 

路面状況に一喜一憂し、果物のみずみずしさに感謝することができるのだ。

 

「人生は諦めた方がうまくいく」とは僕の人生への見方だけれど、

求めるハードルが低ければ低いほど掬える喜びは多いものだ。

常に身近にあるものほどありがたみを感じるべきなのだ。

そう思うと、この四肢こそが感謝の対象としては最も適しているのかもしれない。

 

 

ダーウィンからパースまでのドライブはとても過酷だったように思う。

ガソリンスタンド間が広く、休憩もままならない。

日の落ちる前の到着を心がけても、それが叶ったのはパースに到着した日だけだった。

 

それでも無事に着けたのはユキノのお陰だった。

僕一人では到底しない(できない)ナビゲーションなどは彼女に任せきりだった。

もちろん運転もだけれど。

 

「孤独」は僕にとって大切なことだけれど、

当たり前のことで複数人だからこそ完成するパズルだってある。

 

と言いつつ僕が彼女にとってのパズルのピースとなり得ているかは分からない。

 

トラブルもあったけれどそれが旅の醍醐味とも言えるかもしれない。

ケアンズからダーウィン間で全財産が$3になった僕からすればほとんどのトラブルはエンターテインメントに等しかった。

 

 

パースに到着した2日目は馴染みのバックパッカー宿に泊まった。

吐瀉物臭のするエストニアンとの同室がこの旅一番過酷な一夜だったことは言わずとも分かるだろう。

 

 

シェアハウス探しも運良く捗り、週$70(6000円弱)という好条件の宿に住まうことができた。

 

のちにこのシェアハウスのマネージャーになるとは思ってもいなかった。

 

9月14日〜9月30日 パース(ベイズウォーター)生活

何よりも嬉しいのはネットが無制限で使用できるという環境だ。

 

ダーウィンの家ではネットを使いすぎてジェームスに威嚇をされるは、

テリーにライティングやプログラミングの練習をオモチャ遊び扱いされるはで惨憺たる思いをした。

 

その頃では考えられないほど贅沢な生活ができている。

 

一日中、Youtubeで音楽を流しながらネットを使ってライティングをし続けている。

 

ミニマムライフコストで言えば1日$14程度だと考えれば、慎ましやかな消費しか行わない僕らにとってはここは天国なのだ。

 

 

退屈への抵抗が人を前進させるとともに、世の中を乱すきっかけともなるというのは、最近紹介した神谷恵美子の『生きがいについて』の一説だ。

 

退屈から抜け出すために人は生活を充実させようと努力し、

退屈を紛らわせるために人の人生に干渉しようとしたりする。

 

「退屈」とは諸刃の剣であり、使い方によっては良いようにも悪いようにもなるのだ。

 

確かに僕はクラウドソーシングをシドニーからパースのとてもとても退屈な運転の中で見つけた。

 

「孤独」の中で様々なアイディアが出てくるのは、思考することしかすることがないからではないか。

 

一人でいるということは過ごし方によっては退屈であり、だからこそ自分を見つめるという作業や退屈を埋めようとする作業について熟考するのだと思う。

 

人と常にいることが苦手な僕はよく一人の時間を作ってはもやもやと悩んだり、考えたりしていた。それは退屈しのぎだったのかもしれないけれど、結果的には良い方向に転んだとも言える。

 

パースに来て僕には成長がない。ライティングで全ての時間を埋めきってしまっているからだ。それが楽しいからやるのだけれど、その分進歩もないとも言える。

 

ただパソコンを触り、腹が減ったら飯を食うだけの生活だ。

 

ユキノがいなければ、シェアメイトがいなければ、益々新たなことへの関心を失っていきそうだ。そう思った時が変わりどきなのかも。

 

まとめ

全く「9月まとめ」になっていないことは自覚している。

新たなことを始めたい気もするけれどライティングが楽しすぎて時間が作れないというのは良い傾向なのか、停滞しているだけなのか分からない。

 

でも最近、「本をまた書きたい」と思えているのは良い傾向だ。

次は「生きがいの見つけ方」について書きたいと思っている。

 

後はライティングの収支報告もしてみたい。

この一ヶ月間ただただ夢中になって楽しんでライティングをした。

楽しんで仕事をして生活をするのが僕の目標なのだから、

この一ヶ月間楽しんだ結果、どれくらいの給料を得ているのかが楽しみだ。

 

 

 

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【パース21〜22日目】書を捨てよ。クォッカに会いに行こう。

昨日、ロットネスト島に行った。今日はそのことについて書こう。

 

 

 

 

ロットネスト島には朝一の便で

ロットネスト島に行くこの日、僕は5時に目を覚ました。

 

朝8時30分にサウスパースの港にいれば良いので目覚めるのは6時半で良かったのだが

どうしてもライティングがしたくて目覚めてしまったのだ。

 

 

そんなわけで5時30分からパソコンを相変わらず触り続けるいつも通りの朝に。

 

 

6時半になるとユキノも忙しく準備を始めた。

こういう時は女性の方が準備が大変である。

 

僕はそういう時に空気を読むことができるので昼食に二人分のチョコスプレッドパンを焼きまくった。(トースト計8枚)

 

バタバタと忙しなく準備をして7時32分のバスに乗るために7時20分に家を出た。

 

 

今日は出かける日だというのに風が強く朝はかなり冷えた。

 

こんな寒さでダウンしそうになる僕は、

年末、同じ格好で真冬の日本に帰ることが心底憂鬱である。

 

 

1本目のバスでパースのバスターミナルまで行ける。

 

バスターミナルはとても大きく過言すればほぼ空港並みの大きさがあった。

 

そんな大きなバスターミナルは見ものに違いないが、

後5分後に出発するターミナルから港へのバスの乗るために急いで乗り場に向かった。

 

 

 

運よくターミナルからパース市内のバラックストリートの端にある港には、

無料市内バス「CAT」で行くことができた。

 

 

港に出ると益々風は強く寒い。

そんな中10分ほどフェリーの乗り場列に並び、乗船を果たした。

 

 

 

ロットネストエクスプレスという汽船会社のフェリーはとても新しく綺麗だった。

中の椅子はソファのようで心地よかったがカラーリングが草間彌生で落ち着かない。

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フェリーが出港するとフェリーからパースやフリーマントルウォーターフロントが見え綺麗だったが、窓が塩水で汚いのだけは残念だった。

 

 

 

フェリーが動き出してから約1時間。僕達はロットネスト島に上陸を果たした。

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ロットネストに着くまで僕はユキノにも、シェアハウスのオーナーのショウイチさんにも

 

「僕、自然とか、あんま興味ないんですよね」

 

とスカしていたがロットネスト島の美しい海に興奮して

岸壁に登り写真を撮っていたのは誰だったか。

 

ロットネスト島でクォッカを探しに自転車で山登り

 

フェリーチケットを取るのと同時に自転車のレンタルもしていた。

クォッカが山の中にしかいないと思っていたため島内の散策にと思って借りたのだ。

 

そういうわけで僕達は自転車とヘルメットを受け取り島内を駆け巡った。

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最初のうちはその美しい湾内や趣のある列車のモニュメント(後に動いた)などが

目新しく自転車を漕いでいることも忘れるほど夢中になって走り回った。

 

どこかに野生のクォッカがいるかもしれないという期待もあり、

胸躍らせて自転車を漕いだ。

 

 

問題は坂道だった。

気づかぬうちに少しずつ傾斜がついて行く道が少しずつ僕達の体力を削っていった。

 

港から20分も漕ぐと山に敷かれた起伏の激しい道となりただただ息を切らせるばかりだった。

不思議と耳が痛いのは気圧の変化のせいだったかもしれない。

それぐらいには山を自転車で登った気がするのだ。

 

 

しかし僕達はしばらく山を登り続けた。まだクォッカを見つけていないのだ。

諦めるわけにはいかなかった。

 

途中で絶景ポイントの海なども見ながら、僕達は更に道を進んだ。

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しばらく一本道を進むと十字路に行き着いた。

そこに地図があり、眺めているうちに疑問が湧いた。

 

「本当に野生のクォッカなどいるのか?」

 

灯台下暗し

結果としてクォッカは港から徒歩10分ほどの場所にある

ロットネスト島の観光地中心部にムチャクチャいた。

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僕達は感動のあまり空腹を忘れ、地べたに座り、クォッカとのセルフィーを楽しんだ。

 

その観光地中心部にはクジャクなども放し飼いされていたが、

そのみすぼらしい姿に場末のスナックのママが彷彿とされた。

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ロットネスト島の観光地中心部となると流石に人も多く、

そんな人が集まる場所にクジャクがいることが妙にシュール(超現実的)に思えた。

 

 

クォッカとの自撮りを楽しむと僕達はサブウェイで昼を食べることに。

朝作ったチョコパンはただただお菓子となっただけだった。

それぐらいには2時間弱のサイクリングでエナジーを消耗していたに違いない。

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僕はここぞとばかりに「チーズ&ステーキ&ベーコン」のフットロング$14.5を注文。

サブウェイは野菜の有無や量を聞いてくれるのだけれど、

こういう時に貧乏性の僕は「全部大盛り!」と言ってしまう。

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そういうわけでとてもじゃないけれど一食では食べられない

12インチでパンパンのサンドウィッチの半分を食べ再びクォッカ撮影会に勤しんだ。

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ちなみにユキノは(クォッカの)糞と(誰かの)吐瀉物を踏んでいたらしい。

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お土産のクォッカ鍋つかみ。

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歯がキモい。

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ロットネスト島の1日は長いようで短い

7時間もの滞在をしたロットネスト島だったが案外早く時間は過ぎた。

 

自転車にも最初の2時間弱しかほとんど乗らなかったが、

クォッカを愛で、ベンチでまったりとするだけでも十分の雰囲気。

半日だからこその過ごし方だとも言えるが。

 

そんなわけで乗船30分前にはポートに戻った。

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さらば、ロットネスト。

ありがとう、クォッカ。

いつ食べよう、サブウェイ。

 

 

 

フェリー内でオニオン臭を漂わせながら残り6インチのサンドウィッチを食べきり、

僕は神谷美恵子の『生きがいについて』を読むことにした。

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次に本で書こうと思うこと:原初体験について

 

何度でも言おう。僕の仕事観。

 

この三つにこだわって仕事をしたい。否、今ライティングでそれができている。

 

  • 自分の好きなこと
  • 自分の得意なこと
  • 人の役に立つこと

 

この三つの条件が揃ったことを仕事としたい。

 

 

そしてこの三つの条件のうち、難しいのが一つ目、二つ目だ。

 

「自分の好きなこと」

「自分の得意なこと」

 

これを見つけるのが難しい。

 

ただこの二つに近づくためのヒントがある。

それが原初体験(子供の時に好きだったもの)だ。

 

 

数学者の岡潔は大人になって数学上の発見をいくつもした偉人だが、

その研究の熱意の源泉は子供の時にした箱庭作りにあったという。

 

 

毎年、誕生日が来ると「〇〇歳の僕はもっと大人になったと思っていた」と思うけれど

それはただ「年齢にふさわしい態度で振る舞うようになっただけ」なのではないか。

 

だから人間の核は子供の時から変わらないと思う。

 

 

大人になって好きになったことはどうしても周囲の環境に影響されやすい。

 

流行っているから、接待で役に立つから、周りの人がやっているから。

それで始めたとしても自分が本心から好きでやっているとは限らない。

 

だからこそ焦点を当てるべきなのは周囲を意識していない頃の自分の趣味嗜好だ。

 

今は自分が幼い頃に何が好きだったかを思い出そうとしている。

 

 

多分、「食」は子供の頃から好きなものの一つ。

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