【ダーウィン26日目】生きる覚悟、決めてる?
昨日Facebook上で
「財布盗まれても(海外で)生きていくくらいの覚悟ができているなら何やってもティッピングポイント超えちゃうと思う」
と褒めてもらい(褒められてるのか?)、それが自分の中での意外でした。
僕が財布を盗まれた時に考えたのは「ヤベー、ブログのネタになるじゃん」ということばかりで危機感はほとんどなかった。それ以降、たくさんの周囲の人に迷惑をかける中で徐々に「ヤベー感じなんだなあ」と気づいたぐらいで。
だから言いたいのは自分の感じていることと、周囲の捉えって全然違うんだよなあということです。
今、僕は一日中楽しくてライティングをしているわけですがはたから見れば「頑張って働いている」ように見えるようで、ユキノからも「よく働いて偉いねえ」と子供を褒めるが如くよく褒めてもらっています。
自分の好きなことや楽しいことをずっとしているのは人間としては自然で、それが周りからすると「頑張っているなあ!」と思ってもらえるのはありがたいですし、オイシイ話でしかないです。
最近はいい感じに過去の捉え直しができるようになってきていて、大変だった教員時代も少しずつ良い思い出となりつつあるなあと感じています。
確か心理学で偉い人も「過去を捉え直すのは良いことだ」と言っていました。
本当にその通りで、同じ経験でも見る人によって捉え方が180度変わるぐらいですから、常に変化する人間は過去を新たな意味付けで捉え直すことはできるはず。
僕の場合これまでは教員時代といえば「大変だった」「合わなかった」ということばかりが先に来ていましたけれど、今思えば同僚や上司には恵まれていたように思います。
毎週金曜に一緒に飲みに行ってバカな話をする友人もいましたし、やたらと僕に目をかけてくれる上司もいました。それに送別会ではいろいろな先生に声をかけてもらえましたし、そう思えば悪くなかったのかもな、と今更ながら思います。僕はいつも自分が生きるのに必死で、その時に関わる人を大切にできていないので、もうちょっと緩く生きて周囲を大切にできるぐらいの余裕は持ちたいものです。
さあ、そんなわけで本編に入ります。
実は本日がダーウィンで夜を過ごすラストデイ。明日にはパースへ向かいます。
そんなわけで旅中はお仕事もできないので今日は一日中仕事をすることに。
タイミングよく依頼が入って来てずっと没頭しておりました。
そんな中でも楽しみは忘れず、料理とデザートも作りました。(WITH ユキノ)
出国以来、大切に取っておきすぎて使うタイミングを見失っていた八女のお父さんから頂いた八女の抹茶。抹茶ミルクティー&抹茶アイスを作りました。
特にバニラアイスに抹茶粉をかけたのがむちゃくちゃ美味しくて、抹茶アイス屋さんを開こうと思ったくらいです。
お昼はピザトーストを作り、
ヤベーくらい美味いのができました。なんだろう、この美味さ。ピザトースト屋さん開こうかな。
実は昨日、国際キャッシュカードを通してようやく日本の有り金をこちらに移すことができました。
その中で気づいたことといえば「オーストラリアドル、安くない?」ということです。
それまでのイメージだと1ドル=90円程度だったのですが、なんとそんなことはなく今に至っては1ドルあたり80円を切っているのです。
そのため20万円分移したオーストラリアドルが2400ドルに変わり、ちょっと得した気分に。
オーストラリアは物価が高いと言われますが、なんやかんや食費で言えば二人で二週間を100ドル程度で過ごしています。
外食・遊興費は高いですが日常を過ごすには意外と快適なのではないでしょうか。
改めて「海外生活をしながら日本円を稼ぐ」可能性をひしひしと感じました。
その後もサクサクとライティングをして、夕食はパスタに。
相変わらず卵と肉消費戦法で目玉焼きミートパスタとなりました。
生きる覚悟というと少し重い言葉のようにも聞こえますが、それはもしかすると「自分なりの生き方を模索しようとしているか」ということなのかもしれません。そういう意味では僕は生きる覚悟ができています。
今より必死になりながら生きていた教員時代はできていなかったのかもしれません。周りと同じように働くことを真似していただけで、自分なりの生き方は模索していなかったので。
今の生き方が少なくともFacebook上にコメントをくれた前岡さんからすると「生きる覚悟のできた生き方」だったのならそうなのかもしれません。
そんな話をしていると、前岡さんと出会った尾道や府中に戻りたくなってしまいます。後はヒッチハイクでたまたま訪れた長崎、福岡など。
もうちょっと日本に帰るのは先になりますが、こうやって戻りたい場所が沢山あるのはありがたい出会いが沢山あったということです。ありがたや、ありがたや。
明日からはおそらくブログでなく、その他SNS上の更新になりますのでまたそちらもみてくださいね。