じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【パース13日目】楽しい仕事の条件は無酸素運動となり得るかどうか

今日、あることに気づいてしまった。

楽しい仕事の条件は無酸素運動となり得るかどうかではないかと。

 

ライティングはほぼ無酸素運動と同じだ。

頭に溢れてくる言葉を手が痺れるまで、もしくは言葉の弾数がなくなるまでタイピングし続ける様はほとんど指先だけのスポーツ。

海外に来て太っていないのはライティングのお陰だと思うぐらいだ。

 

 

ラーメン屋のバイトやポスティングの派遣、

ヤマザキパン工場で延々と北海道蒸しパンのカップを型にハメ続ける作業、

テストの丸付け

 

これらをしている時、僕は楽しかった。

瞬間的に集中して、没頭して一連の作業を続けることができる仕事はスポーツと同じで楽しいのだ。

 

だから楽しい仕事とは無酸素運動となり得るかどうかなのではないかと思う。

 

いちいち動作を止めて思考をしなければならない物事は煩わしく、

慣れ親しんだゲームやスポーツをするように体に馴染んだ動作を繰り返すことは没頭につながるのだと思う。

 

 

 

ライティングはとても楽しい。

慣れたテーマの文章ならてより先に文章が頭の中に浮かんでくる。

それをタイピングする速度が間に合わなかったり吊りそうになるからそれだけが今は厄介だ。

きっとマラソン選手が自分のペースを作っているときに足の吊りを恐れるのと同じような感覚だと思う。

 

 

そしてきっとどんな仕事も没頭できるところまで極めると楽しい。

 

大切なのは自分の体力や身体能力と釣り合っていて、

長時間持続可能な仕事なのかどうかということだけだ。

 

 

僕は冷蔵室で野菜出荷の派遣の仕事をしたことがあるけれど、

それは体力的にも、末端冷え性な体質的にも没頭できなかった。

僕には長時間持続可能じゃなくて、身体能力的にも適していなかったということだ。

 

 

以前、僕は仕事を選ぶ条件として

 

・自分の好きなこと

・自分の得意なこと

・社会的に役に立つこと

 

の三つを挙げたけれど、これは言い換えると

 

・自分の好きなこと  → 長時間持続可能なこと

・自分の得意なこと  →身体能力的に適していること

・社会的に役に立つこと→???

 

と当てはまるのかもしれない。

 

今、仕事が「長時間持続可能じゃなくて」、「身体能力的にも適していない」人はもしかすると適していない仕事をしているのかもしれません。

 

 

 

PS.

ブログは今の所お金にならないけれど、それでもやっぱり自由で楽しい。

ライティングの仕事を一日やりきって、風呂上がりに酒を飲みながらブログを書くとかいう、もはや書くことしかしていない毎日だけれどやっぱりブログは特別だ。

 

 

そういう意味ではこの間、本を書いたのも(しんどかったけど)楽しかった。

自分の考えをそのまま書ける、世に出せるというのは僕にとってはとても大切。

 

 

 

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