じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【パース14日目】ヒラ、キャッシュカードを失う(1ヶ月ぶり2回目)

新たに発行していたANZ銀行のキャッシュカードをまたもや失うパース14日目

 

 

 

 

パースの朝はライティング

もはや6時台に目が醒めるのは当たり前で

起きるとコーンフレークとコーヒーを飲みながらパソコンを触っている生活。

それだけ早く起きてもオーナーさんとは出会わないのでもっと早くに出勤をしている

いつも温まったポットだけが残されている。

 

 

 

最近は継続依頼で一文字単価が1円に近いものを沢山受けられていてとてもありがたく

それ以外で受けているのは僕にライティングとSEOの基礎を教えてくれたクライアントからの依頼ぐらいだ。

 

世話になったクライアントの依頼は文字単価が0.3円くらいで、

今受けている仕事と比べるとかなり低いのだけれど、

それでも人間的繋がりを感じていて嫌な感じはしない。

 

そう思うとお金以外に人が働く意味ってやっぱりあるんだなあと思う。

 

そのクライアントは低い予算を何かしらの付加価値で補っている。

だから僕は依頼を受け続けるし、これからも適当な原稿は作らないと思う。

 

 その何かとは僕が思うに、

他のクライアントにはない「人間的なやりとり」 だとか「丁寧なやりとり」だとか、

そんなところだと思う。

 

昼はパース市内でお出かけ

この日はユキノがパースの中心街にある

コリアン・ジャパニーズレストランのアルバイトのトライアルがあった。

 

トライアルというのは採用一歩手前の試用期間的なもので、

実際の働きを見て採用するかどうかを決めるといったものだ。

 

日本のアルバイトではあんまり聞いたことがないものだけれど、

とても合理的な仕組みだと感心している。

 

 

そんなわけで僕もユキノに引っ付いて市内まで行き、

トライアルが終わった彼女とそのままトライアル先でご飯を食べた。

 

(10ドルのプルコギ。プルコギってコレのことなんだと初めて知った。

 恐らく料理三大「あ、コレ、アレのことなの?料理」の一つ)

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(ユキノはトライアルの報酬でアボカドのヤツを貰って食べていた。15ドルらしい)

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この日はもう一つ目的があった。

それはパースの中心街を無料で回れるバス、その名も「CAT」に乗ることだった。

 

気候に併せて、無料バスが巡回しているというのも、

パースが住みよいとされている所以だと思っている。

 

レストランから出た僕達はちょうど巡回しているCATを見つけダッシュで乗り込む。

そのままパースの市内を回り、

ユキノがもう一つ見つけてきたブライダル専属の美容室を見学した。

 

気が済むと再びCATで市内に戻り僕達はANZ銀行に向かった。

 

長らくユキノに借りていたキャッシュカードから財産を抜き取り、

僕がダーウィンで発行しておいたキャッシュカードにお金を移し替えるためだった。

 

パースの悲劇

今思えば僕が馬鹿だった。

 

新たに発行したキャッシュカードのパスワードが合致せず、

心当たりのある番号4桁を4回打ち込んだ結果、

キャッシュカードは帰らぬ人となったのだ。

 

いや、正直に言えば心当たりのある番号は最初の1回だけで

後の3回は設定したはずのない僕の誕生日なんかを打ち込んだりしていたのだ。

 

 

それでも最悪のケースになるとは思っていなかった。

日本ならばパスワードを幾度か間違えても1日使えなくなる程度なのに、

ANZ銀行ではATMに入れたキャッシュカードが飲み込まれたまま返ってこない。

そんなことになるなら辞めておいたのに。

 

 

僕は男前のスタッフに確認した。

「コレ…。カードは戻ってこないのですか?」

 

彼は残念そうに首を振って、どこか憐れみを込めた表情を浮かべた。

僕はその時、彼(カード)が返ってこないことがはっきりとわかった。

 

もうキャッシュカードは持ちたくない

とは思うものの現金を持っている方が僕は無くしてしまうだろう。

昔から貴重品を無くすことだけは得意だった。

 

そういうわけで僕のカードを飲み込んだATMを後にして

カウンターに向かった。

再発行申請はコレで3週間ぶり2回目になるが仕方がなかった。

 

全く関係はないけれど、そのまま僕達はジェラートを食べた。

美味しかった。

 

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