じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【パース38〜39日目】やりたいことあればやればいいし、そうでなければやらなくていいのに

キミドリ「自己嫌悪」のオマージュ。 

 

「やりたいことあればやればいいし、そうでなければやらなくていいのに

 何かにつけて理由を考えている今日この頃」

 自己嫌悪/キミドリ

 

 

www.youtube.com

 

 

日記

初めて知ったのは大学2回生にyakenoharaのThis night is still youngというアルバムに収録されていた同曲のカバーを聞いた時だった。

 

www.youtube.com

 

 

フックの「時々自分が不安になる」という歌詞が印象的なこの曲だけれど、

もはや6年間頭の中で自動再生するのは冒頭に引用した二行。

 

「やりたいことあればやればいいし、そうでなければやらなくていいのに

 何かにつけて理由を考えている今日この頃」

 

いつもいつも心からやりくないことを何かと理由をつけてやってきていたからだ。

 

 

 

 

今、こんな自由に過ごしている生活の中でも

「何かにつけて理由を考えていること」がいくつかある。

厳密に言えば「やる意味あるのか?」と思いながらやっていることがある。

 

 

ライティングも楽しいということだけでやる意味はあるのだけれど、

お金のためだけでつまらないこと、社会のためにならないことをやりたいと思わない。

そういう気持ちでゴシップ記事なんかを書く依頼は蹴った。

 

組織に属しているとなかなかやりたくないからやらないということはできない。

それでもやる意味がないのにやっていること、たくさんあると思う。

 

みんながやっているから、今までやってきたから、

やる意味ないとみんな分かっているのにやっていることをやめるだけで現状はかなり改善される。

 

意味のないこと、やりたくないことをやめると隙間時間がかなりできる。

僕はゴシップ記事を書くことをやめた日からプログラミングの勉強を始めた。

 

 

 

やりたくないこと、やる意味がないと思っていることはお金を貰っても絶対にやらないと改めて決めた。

 

 

改めて今年やりたいこと

 

  1. 本の執筆・出版
  2. 洋本の翻訳
  3. プログラミングで稼ぐ
  4. ミキシングする

 

今日、電子書籍の編集をする(かもしれない)ことにもなった。

面白いことはどんどんしたい。

 

 

ライティング

今日は2原稿だけ。

 

英語系記事:1,200円

留学系記事:5,000円

 

 

ライティングは安定して依頼をもらえることは難しい。

種まき期(応募をしまくる期間)と収穫期(書きまくる期間)の波がある。

 

今は種まき期なのでとにかく応募を出しまくる。

徐々に文字単価を上げて行くことも忘れずに。

 

プログラミング

今日決めたことがある。

それはもはやコードを覚えないということだ。

 

 

とにかくどんどんレッスンをこなしていく。

その上で何度も出てくるコードについては覚えていくだろうし、

頻度の低いコードは実戦でもあまり出てこないはず。

そんなものは出てきたとき、必要なときに思い出せばいい。

 

 

 

新たなことをマスターしようとするとどうしても努力とか辛抱とかが大切だと思ってしまうけれど、もっと大切なのはプログラミングを楽しむことだ。

 

 

楽しくなかったら続かないし、集中できないし、いいことなんてない。

 

無理にコードを覚えようとしてもストレスばかり溜まるもんだから

もう覚えるのは諦めてゲーム感覚でその回その回を楽しむ。

 

 

 

そんなわけで今日作ったのはこんなコード。

 

「ズン」と「ドコ」がランダムで出力され、

「ズン」が4回出た後に「ドコ」が出るという奇跡的な偶然が起こったときにだけ、

入力しておいた名前が出力されるというコード。

f:id:hira-jasorede:20181016230624j:plain

 

 

なかなか出ない場合はこんなことになる。シュール。

f:id:hira-jasorede:20181016230629j:plain

 

 

宣伝 

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

 

【パース37日目】本音を言うと離れる人は元々一緒にいられる人ではない

本の感想を学友からもらって嬉しかったので書いた日記です。 

 

 

 

著書に対する感想をきっかけに考えたこと

 

この間、初めて出した本の感想を学友がメッセージで送ってくれた。

 

改めて思うのは僕が抱いていた人間関係の悩みに共感してくれる人がいて、

自分の悩みを吐き出すこと、それに対する自分なりの解決策を述べることが、

価値になることがあるんだということだ。

 

 

未だに「一人であること」「孤独であること」に対して不安に思っている人はいる。

本音が話せる友人がいなかったり、他人にへりくだってしまったり、

その根源は自信のなさだ。

 

自信がなければ頼れるもの、依存先を求めてしまって、

外界のものとのつながりを過剰に求めてしまう。

 

僕もそうだったし、今でもそんな時がある。

それでも孤独に対して肯定的になれたのは

一人でいるということの豊かさを知れたからだ。

 

 

 

ブログに自分の考えを書いたり、本を出したりするのが怖いこともある。

 

「自分のキャラじゃない」

「キモいと思われるかも」

 

これはアドラー心理学で言えば

「『他人に嫌われる』ことを理由にして『自分が傷つかないようにする』」心理だ。

 

つまり自分を抑えてしまう気持ちは打破するべき気持ちなのだ。

 

そして自分が思っていることを書いて離れていく人がいるのであれば、もともと一緒にいることができない人だ。

 

 

本を書いていた時は周囲へ伝えようという気持ちがあったのではなくて、

ただただブログの延長線上にあったことを一つ体系的にしたかっただけだ。

 

それでも読んでくれて、共感してくれる人が一人でもいたということが何よりも嬉しかった。

 

 

表現方法がある人は強い

 

この間、ユキノと「表現方法がある人は強い」という話をしていた。

 

本にしろ、漫画にしろ、絵にしろ、音楽にしろ、

創作活動によって自分を表現できるということはとてもありがたいことなんだ。

 

僕はブログを海外生活のことやヒッチハイクのことを残したくて書き始めたのだけど、

今は大切な表現方法になっているし、考えをまとめるための手段にもなっている。

それが高じて本を出すことができたのだからブログを始めて良かった。

 

 

自分の一生懸命書いたものや作ったもの、それに対して誰かが反応してくれることの嬉しさは筆舌に言い表しがたい。

 

僕はもっと多くの表現方法を手に入れたいと思う。

プログラミングなんかはそんな気持ちで学んでいるところがある。

 

今はプログラミング言語に疎く、外国語を学び始めたときと同じように不自由だけれど

プログラミング言語の文法が分かり、ボキャブラリーが増えれば、

表現できることは増えてくるはずだ。

 

 

 

プログラミング

今日のハイライトといえば何と言っても朝一で、

Pythonのオンラインスクール「PyQ」に入ったことだ。 

f:id:hira-jasorede:20181014222546j:plain

PyQのレッスンを進めているとこんな名言が流れてくるのがお気に入り。

 

 

全くもって定着しないプログラミング言語を漆塗り形式で

重ねて重ねて重ねまくってなんとか少しずつ「超初級」スキルを覚え始めてきた。

 

f:id:hira-jasorede:20181014225759j:plain

 

プログラミングを学ぶ人の多くは「全く身につかない」ということがベタな悩みらしく、PyQでは最初にこんなイラストが提示される。

 

 

つまり

「最初から使いこなせるわけないから辛抱しろ」

「成功するまで失敗し続ければ、それは成功」 的根性論である。

 

しかしそれはその通り。

ライティングと両立させながら今年中には必ず仕事をもらえるところにまで持っていきたい。

 

 

これは今日書いたコードの一つ。

 

これのコードを出力すると、

f:id:hira-jasorede:20181014230220j:plain

 

時間によって「満腹」か「空腹」かをプログラミングによって判断してくれます。

f:id:hira-jasorede:20181014230049j:plain

 

 

さて明日から平日なので土日のようにバリバリプログラミングというわけにはいきませんが、どんどん学んでいきませう。

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

【パース36日目】年齢とともに綺麗好きになるのは感性劣化説

 本日提唱するのは

「年齢とともに綺麗好きになるのは感性劣化説」です。

 

最近になり掃除などが好きになってきた僕ですが、

これは「夢中になるものがないので汚れなどが目に留まりやすい」

という現象なのではないかと考えています。

 

子供の時には気にならなかった部屋の汚れ。

部屋の掃除なんかよりももっと優先順位の高い何かがあったからでは。

 

前から「おじさんになると綺麗好き増えるよなあ」と考えていたのですが、

これはきっと感性の劣化により夢中になることができなくなり、

夢中ではないからこそ周りの埃などに目が行くようになるからこそ。

 

「掃除なんかしてられねえ」

 

こう感じるかが「若さ」の分水領なのです。

 

 

日記

魔の土日1日目である本日土曜日。

何が魔なのかというと、とにかくライティング依頼が来ない。

 

そこに健全さを感じつつも、ライティングを楽しくやっているこっちからすると暇でしかたがない土日。

 

 

そこでこの土日は

「PaizaのPython入門レッスンを全て終わらせる」

Pythonの有料オンラインレッスン『PyQ』に登録する」

を一つの目標にすることに。

 

そんなわけで必死に朝からPaizaのPython入門レッスンで勉強していた。

 

 

とは言っても何かしら変化が欲しい今日この頃。

 

ライティングもプログラミングも今は「まあまあ楽しい」程度にランクが落ち、

どちらかというと「美味しいもの食べたい」「下界に降りたい」気持ちが出てきた。

美味しいもの食べて、町歩きをして、写真を撮って、そんなことがしたい。

 

こういう時は無理にライティングやプログラミングをやっても仕方がないので、

料理や家の掃除をしたのちにスーパーに行き、ゆっくりと商品の物色。

 

買えることならお買い上げした犬。

f:id:hira-jasorede:20181013231118j:plain

 

 

帰宅後にユキノに髪の毛を染めてもらう。

これがせめてもの退屈への反抗であり、

日常から非日常へ変化させるための唯一の術だった。

 

 

髪を染めたのはシンガポールに行った時以来だ。

しかも染める数日前にフィリピンでセブカットにしてもらっていたものだから、

染めた髪の毛がすっかり髪先へと押しやられていた。

 

 

そんなわけで美容師ユキノに染めてもらいついでに眉も染毛した。

初眉染だったが言えることは、ただただ痛いの一言。

だが割といい感じにはなった。(写真は撮っていない)

 

 

 

ライティング

今日は全く何もなし。

コンスタントに依頼の入るクライアントをもう少し増やしていきたい。

 

 

あとプログラミングのPythonを使って受けられる仕事も見つけられたので、

できるだけ早くお仕事をしながらPythonを使えるようになっていきたい。

 

英語も学校で勉強するだけでは使えるようにはならない。

海外に出たり、外国の人と喋って初めて実用性の高いフレーズから覚えて行くもんだ。

 

プログラミングもきっと仕事で使用頻度の高いコードなどがあるはずなので、

仕事をすることによって学びが早くなるはずだ。

 

「学びたければ金を稼げ。好きなことは金を払ってやれ」とは誰かの金言。

 

プログラミング

f:id:hira-jasorede:20181013231625j:plain

 

「PaizaのPython入門レッスンを全て終わらせる」という土日の目標は無事完了。

 

分かっているのか、分かっていないのか。

基礎が全くないために、ほぼコードを暗記しながら書いている現在。

 

覚えている時には書けるのだけれど翌日にはすっぽり抜けているので、

やはり地盤の弱さを感じている。

 

 

こんなニーズにサクッと答えられるようなプログラマーになりたいなあと。

 

後はオーストラリアに来て思うのが、

「募集中のシェアハウスの位置、地図アプリに一覧表示できればいいのに」

ということ。

 

「あったらいいのにをかたちに」とかいう何処かで聞いたことのあるフレーズを

プログラミングを学ぶ理由にしています。

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

【パース35日目】環境に適応しなくて本当に良かった

 

 

 

 

日記

世の中には環境適応能力が高い人と低い人がいて、

僕は大学時代に環境適応能力が高いと思っていた。

 

しかしそんなことはなかったし、でも適応する人間じゃなくて本当に良かったと思う。

 

僕のことを嫌いな人や気持ちが悪いと思う人、笑う人がいてこそ

自分がそのままでいるという証拠だということで、

適応しないならしないなりの環境構築をしてくという楽しみもある。

 

「ここは無理だなあ」と思ったら昔からその場から離れる癖があったのだけれど

その傾向から自分に環境適応する力もなければその気もないということを

もっと早くに気づいていれば生き方も付き合う人ももう少し早く改善されていたかも。

 

 

(僕が作った、と言いたいけれどユキノが卵を3個も使って作ったカルボ)

f:id:hira-jasorede:20181012213256j:plain

 

 

そんなことを考えたのは8月5日の忌まわしい財布盗難事件がきっかけ。

 

失ったクレジットカードとキャッシュカードを全て利用停止し、

海外で生きる術を失った僕が今、ユキノのクレカ・国際キャッシュカードを使っていることはすでに述べた。

 

もはや日本に一時帰国する年末にしかクレジットカードはまだしもキャッシュカードすらできないという事態を一変することがあった。

 

まさかの「京都中央信用金庫」のキャッシュカードが見つかったのだ。

 

これはコンビニで言えば「ポプラ」くらいの位置の信用金庫。

 

これがあれば引き落とし口座にしてクレジットカードが作れる。

クレジットカードが家に届けば、海外発送してもらえるかもしれない。

 

そんなことで今日はクレジットカードの発行審査が甘い会社にいくつか申請した。

そして数あるゆるゆるカード審査の荒い網の目すらも通らず、

唯一通ったのが「dカード」だった。

 

 

意気揚々とカードの引き落とし設定をしようとする。

しかし銀行検索の頭文字「キ」には京都銀行しか見当たらない。

 

そう「京都中央信用金庫」というマイナーと、

dカード」というマイナーがかけ合わさった結果、

引き落とし銀行として提携すらしていないという事態に陥ったのだ。

 

 

そして思う。

「ああ、ゆるゆるカード審査にすら通らない身分になってしまったのか」と。

 

でも昔の身分に戻りたいとも思わない。

戻るぐらいならデヴィットカードを使うぐらいだ。

 

環境を変えてできなくなったこともあるけれど今はこれで満足。

 

ライティング

今日のライティングは、

 

英語系記事:1,500円(1記事)

人物系記事:9,000円(1記事)

人物系記事:7,500円(3記事)

 

あまり依頼が降ってこない週末で、この土日は暇になりそうなこと請け合いだ。

 

プログラミング

今日は再び二次元リストと関数を勉強中。

 

Pythonには(というかプログラミングには?)リストという概念があって、

このリストを一つ使えばただの「リスト」。

他のリストを引っ張ってきて指定のリストに入れ子式にすれば「二次元リスト」

「三次元リスト」になるとPythonの得意分野「3Dプリンター」に応用可能だ。

 

そんな二次元リストを使うとこんな感じのことができる。

 

(まず画像ファイルを引っ張ってこれる文字を書く。これぐらいならなんとか自分でかけるようになってきました)

f:id:hira-jasorede:20181012212413j:plain

 

 

上記のものを出力すると、「text」ではこんな感じだが、

f:id:hira-jasorede:20181012212417j:plain

 

「html」表示に切り替えると引っ張ってきた画像が表示された!

f:id:hira-jasorede:20181012212421j:plain

 

 

 

そんなわけで多次元リストの入門編認定証ゲット!

f:id:hira-jasorede:20181012212428j:plain

 

 

関数は多次元リストと比べると割と掴みやすい。

 

下の画像は「enshuukeisan」という関数を定義して、

「hankei」のところに数字を入れれば勝手に円周を計算してくれる関数を作ったもの

f:id:hira-jasorede:20181012212433j:plain

 

 

他にも九九を計算してくれる関数を作ったり、

f:id:hira-jasorede:20181012212436j:plain

 

グローバル変数・ローカル変数といった概念を学びました。

f:id:hira-jasorede:20181012212439j:plain

 

 

 

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

【パース34日目】聖マリア大聖堂は、牛肉のついでで。

ワーキングホリデーを出稼ぎ目的できている人がいたのかと初めて知る豪州4ヶ月目。

 

なぜ海外に来てまで肉体労働をするのかとずっと疑問だったのだけれど、

魚の小骨が取れたように昨日初めてスッキリとした。

 

そんな無知を晒した僕はお出かけでステーキサンドを食べてムチムチしている。

 

 

 

日記

今日は数日ぶりにユキノと出かけることになっていた日だった。

 

最近体力の低下が激しく、

6時間外出をするとその後数時間は休憩を挟まなくてはいけないため、

外出後はライティングもプログラミングもままならない。

 

そんなわけで6時過ぎにベッドを抜け出してパソコンでプログラミング学習を進める。

 

体力の低下 + 過剰な早起き = 老化

 

この圧倒的な事実を僕は認めねばならないだろう。

ただ僕はラッキーだと思っている。

 

なぜなら僕ぐらいの年齢から30代半ばの人は、

己の体力の低下に気づかずに意識だけが前のめり。

体を酷使した結果、何かしらを患ってしまったり、KAROSHIとなる場合があるからだ

 

だから27歳というこの年齢で「まだ踊りたりない」なんて言わずにさっさと体力の低下を認める。

そしてそれなりの生活にシフトしていくべきなのだ。

 

 

そんなわけで、この日は珍しくライティングの依頼がなかったために

朝も早よからプログラミングに勤しんでいたのだ。

 

 

10時30になるとユキノが起き出してくる。

彼女と僕には時差があり、おそらく僕にだけサマータイムが施行されている。

 

昼食を兼ねた外出を予定していたため僕は尋ねる。

「何時に出るんだ?」

彼女は言う。

「10時50分」

 

まさか、正気かと思ったがかなりの速度でセットアップを仕上げていく姿から真意を感じ、僕もソファに半分沈んでいた腰を上げた。

 

 

約束通り、彼女は起床後20分以内に準備を済ませバッチリのメイクで僕とともにシェアハウスを後にした。

 

 

バスに揺られ10分強。僕らは市内の中心部、パース駅の道路挟んで向かい側に降り立つ。

 

まずは食事に行くことにした。

 

本日の食事は、オーストラリアの人気カフェチェーン「THE COFFEE CLUB」だ。

日本で言えばスターバックスのポストにあるコーヒクラブ。

ここの所謂カフェ飯が美味そうだとユキノからの希望があったのだ。

 

席に着きメニューを見、オーダーを済ませる。

 

僕はステーキサンドウィッチとミルクシェイク(ストロベリー)

f:id:hira-jasorede:20181011220902j:plain

f:id:hira-jasorede:20181011220812j:plain

ユキノはスクランブルエッグ&トーストとミルクシェイク(キャラメル)

f:id:hira-jasorede:20181011220914j:plain

 

 

このサンドウィッチに挟んだステーキは薄かったが美味しかった。

 

僕はオーストラリアを車で旅している間に放し飼いされた痩せ牛達を思い出していた。

満足に水もなくやせ細り、脂肪どころか赤身すらほとんどついてなさそうな彼ら。

 

OGビーフというとアンガス牛などをイメージしがちなのだがそんなレベルじゃあない。

 

調べたところヘレフォード種かブラーマン種。

「ブラーマン種 オーストラリア」の画像検索結果

引用元:オージー・ビーフの概要 | オージー・ビーフ&ラム公式サイト

 

ガリガリのアイツらのどこに牛肉としてのポテンシャルを隠しているのか。

そんなことに思いを馳せながら僕はステーキサンドウィッチを完食した。

f:id:hira-jasorede:20181011223722j:plain

 

その後、シェアハウスのマネージャー引継費を銀行で下ろした。

僕たちは11月から今住むシェアハウスのマネージャーを引き継ぐことになっていた。

 

 

 

食後はパース市内中心部なら無料で使用できるCATバスに乗り、

(一応、今回ユキノ的にはメインの)聖マリア大聖堂へと向かった。

 

中心部からほんの5分程度、バスに乗ると目の前に大聖堂が現れた。

f:id:hira-jasorede:20181011222741j:plain

若干、ディズニーランドで既視感のあるデザインだが、やはりそこは大聖堂。迫力がある。

 

中はこんな感じで、ステンドグラスが美しい。

f:id:hira-jasorede:20181011223713j:plain

オーストラリアのチャーチは新しいものが多く、

フィリピンのような厳かで歴史あるものは見たことがなかったけれど、

ここはさすがカテドラルと呼ばれるだけあって(カテドラルの意味知らなかったけど)

とても良かった。

 

ちなみにお土産も売っていた。割と高いお値段で。

 

(オーストラリアのデザインが施された可愛いキャンドル)

f:id:hira-jasorede:20181011222831j:plain

 

 

聖マリア教会を20分足らずで攻略すると僕らは歩いて市内まで戻った。

 

(迫真の表情をするおじさん人形。帰り道のファイアーステーションミュージアムで)

f:id:hira-jasorede:20181011223654j:plain

 

市内に着くともう少し市内をぶらぶらして、タピオカドリンク専門店へ向かう。

 

中国で飲んだウーロンタピオカミルクティーが忘れられず、

僕は同じものを頼んだ。美味。

帰宅後は案の定、仕事にならずベッドでゴロゴロし、気が向いた頃に夕食を作った。

 

 

ライティング進捗

 

主収入源を捨てて割と仕事自体が減ったので今日は特にせず。

 

出かけている最中にクライアント二人から依頼が来るというタイミングの悪さは良いとして、もう少しプログラミングの収益化に時間がかかりそうなのを見ると継続依頼を増やしたほうが良さそうだ。

 

ただ文字単価を下げてまで仕事は受けないことにした。

文字単価を下げればそのまま時間単価が下がることになる。

 

そんなわけで依頼を受けるときは毎度、交渉交渉&交渉。

 

英語系記事:0.8円

人物系記事:0.9円

就活系記事:0.3円

 

継続しているのはこれぐらい。

 

ありがたいことに来月からは家賃なしで生活ができるので、

もう少しプログラミングに重点を置いた生活を送れそうです。

 

プログラミング(進行度)

 

本日のプログラミング進捗は、

Pythonの多次元リストと関数をお勉強。

 

正直、これがどう仕事に繋がって行くのかはイメージできない。

 

Python入門を学習後は、PyQにて有料会員となってレッスン受講予定でPyQについても少しづつ調べ始める。

 

Pythonをやっていると当たり前のように出てくるhtmlタグなど。

 

事前にその辺の知識を持ち得ていない僕は、その場その場で調べて行くしかない。

 

今の所はなぞかけを解いているような感覚で学べて楽しい。

 

と言うかミニゲーム感覚で学べるPaizaに感謝。

 

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

【パース27〜33日目】4つの変化

なにも強制されない生活なので優先順位が高いことばかりをすると、

ここ最近はライティングかプログラミングの毎日になっていた。

 

そういうわけですっぽり穴が空いた7日間に起きた変化を書いていこうと思う。

 

 

 

本の出版

ようやく、というか意外と早く出版されることとなった僕の著書。

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

予約購入をしてくれていた人がいたり、

購入の仕方を聞いてくれる人がいたりで、本当に嬉しい限りだ。

 

初めての本の内容に自分でも思うところは沢山あるのだけれど、

買ってくれた人、読んでくれた人、面白いと感じてくれた人にそれを言うのは

ルール違反だと思うので言わない。

 

ほとんどがフィリピン生活で得た知見やアイディアが詰まっているのがあの本だ。

 

自分の本に需要なんてあるのかなあと思いながらの出版だったけれど

大学時代の友人が「孤独が怖いから読むよ〜」と言ってくれて、

僕の本でも楽しみにしてくれる人がいるんだと素直に嬉しかった。

 

著作権を全部、出版社に譲渡しちゃったのでそれだけ少し残念。

次はamazon kindle dilectだったか、なんちゃらの無費電子書籍出版に挑戦したい。

 

感想とか教えてもらったら嬉しいな〜〜

 

プログラミング

ダーウィンで生活していた頃からやりたいと思っていたプログラミング。

やっと三日前から始めた。

 

何を始めるのか迷っていたところ、

無料でプログラミング言語各種の体験版レッスンができる「Paiza」っていう

オンラインプログラミングスクールにて

Python」言語が入門編全レッスンを受けられるということだったので迷わず受講。

f:id:hira-jasorede:20181010224142j:plainこんな感じでカキカキしております。

 

ゲーム感覚でできるところが面白いのでほぼ遊びですが、

ここから年内には稼げるようにしたいなあと考えております。

 

(認定証もらっちゃう)

f:id:hira-jasorede:20181010224136j:plain

 

順当に行けば、PaizaでのPython入門レッスンを受け切った後は

Python専門オンラインスクールのPyQだかなんだかの有料レッスンを受講して、

そのままプログラミングスキルをつけていく所存。

ライティングもあるからとりあえず小銭稼げるのを目標に。

 

生徒とLINE

実はずっと引っかかっていた教員の時の思い出。

初めての担任のクラスで一番ヤンチャをしていた生徒と卒業式で綺麗な別れかたができていなかったことが忘れられずにいた。

 

そんな彼からLINEが来たのがついこの間で、

以前も一度そんな連絡が合った時は無視をしてしまっていた。

 

今回も無視をしてしまおうと思っていたのだけれど、

ユキノが「向き合わないと」的な熱い語りをしてくれたので、

それに素直に従うことにして返事をした。

 

 

結果的に言えば彼はそんな卒業式のやりとりなんか忘れていて、

僕に最後の別れ際に言った「死ね」という言葉も覚えていなかった。

 

言った側は忘れていて、言われた側は覚えているっていうあるあるだ。

 

でもそんなもんかと心の支え(つかえ)が取れた。

 

僕の周りには過去を清算しきれていない人が多いが、

自分も過去を清算して捉え直していかないとそうなってしまう。

 

 

いまだに昔(主に教師時代)の過去がフラッシュバックして、

無意識に「死にて〜」と呟いてしまっている自分にハッとすることが多い。

まだまだ清算し切れていないことが多いから逃げるのではなくて

清算して捉え直していく方向で努力していこう。

 

 

 

主収入源を断ち切る

実はプログラミングを始めるにあたり、

ライティングの依頼の中でも最も収入源としては強く、

そして最も時間を消費していた芸能記事案件を切った。

 

単純に時間確保のためもあったし、

芸能記事ゴシップなんてまとめても将来的になんの意味もないとずっと思っていたからどうせなら切っちゃれ!と思ってラフに切ってしまった。

 

教師にしても、高校・大学のほとんどを費やした和太鼓にしても、

それはもう時間を費やしているわけだから他には何もできない。

 

 

これの危うさは一つのものだけに依存してしまうということだ。

 

和太鼓を辞めた後、僕は教師の仕事に依存した。

教師を辞めると決めた時、僕は他の依存先を探し海外留学をした。

そんな過依存よりも常にいくつかのものに手を出している方がいいことに気づく。

 

収入源もそうだし、生活の中を占めるものもそう。

一つのことばかりよりもいくつかのものに手を出していたいと思う。

 

そんなわけで最近はプログラミング・ライティング・お料理の三つに生活が分かれている。

 

プログラミングはレッスン段階だから時間がかかるけれど、

これもライティングぐらい慣れることができればもう一要素ぐらいは入れられそうだ。

 

とりあえず今年の目標は、

 

本の出版

洋書の翻訳出版

プログラミングでお金を稼ぐ

好きな音楽でミックス音源を作る

 

 

なのでその時にやりたいことを始めるつもり。

 

 

 

7日間で食べたもの・行ったとこの写真

f:id:hira-jasorede:20181010230044j:plain

f:id:hira-jasorede:20181010230135j:plain

f:id:hira-jasorede:20181010230224j:plain

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されました!

 

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain

【パース25、26日目】食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる

「クッキーを食べれば心が解放される」

「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」

「食べ過ぎを心配するには人生は短すぎる」

 

 

Netflixドキュメンタリー『シェフのテーブル』でクリスティーナ・トシの語った一説。

 

 

 

日記

記事の冒頭で紹介したのはたまたまネットで見かけた痺れるコトバ。

 

そもそも食べ過ぎにはそんなに心配していないけれど、

僕にだって心配して我慢してしまうことはいくつかある。

 

特にお金への心配意識はやたらと強く、今日なんて3.7ドルのアップルパイ(ディスカウント品)を諦めて2.9ドルのエクレアに変えてしまった。

 

そんなことをして本当に食べたいもの、買いたいものを我慢してまで長く生きられる保証はないというのにも関わらず。

 

 

そういう意味で見ていて気持ちいいのはユキノだ。

 

彼女はもはや「手に職があるから」とかそういうレベルじゃなくて、

僕とはマインドセットが違う。

 

「欲しいものは買う。食いたいものは食う。」

 

この肉食獣マインドセットが僕には羨ましい。悪口ではない。

 

今や僕以上に経済的に困窮しているはずの彼女だが、

 

やはり江戸っ子の血が流れているのか「宵越しの銭は持たねえ」という勢いで金は使うし、初期投資を惜しまないのが本当にすごい。

 

 

近々大きい引き落としがあるらしいけれど、

職を得るために身銭を切って預金が引き落とし額を下回ろうとも、

仕事道具を購入するという投資を行う。

 

僕なら同じ選択肢を取っているだろうか。

 

 

また3.7ドルのアップルパイと2.9ドルのエクレアを迷っている僕をよそ目に

彼女は16ドルするレインボーケーキを買う。

f:id:hira-jasorede:20181003222244j:plain

 

ほぼ毒のようなバイオレンスな食べ物だけれど、

高須クリニックの高須院長は

 

「毒を薬として使うのが医学」

 

と言っているし、

 

「クッキーを食べれば心が解放される」

「健康食品でないとわかっているけど心が喜ぶのよ」

 

という名言通り

 

「うまいもん食って、やりたいことやって幸せ」

 

というのが一番、心身ともにいいような気がする。

 

 

本のアイディア(神谷恵美子『生きがいについて』)

そんなわけで神谷恵美子の『生きがいについて』にはこんなことが書かれている。

 

「人間がいきいきと生きていくために、生きがいほど必要なものはない」

「それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく」

「人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない」

 

 

僕が次に書きたいのは「生きがい」とか「やりたいこと」の見つけ方についてだ。

 

まだ自分自身も見つけていないけれど本を読んだり、

いろいろなことを試す中でやっぱり小さいときに好きだったことが

大きくなっても好きなんだと思っている。

 

僕にとっては「食べること」と「懐かしい気持ちになるもの」がそれに当たる。

 

 

宣伝

10月6日に紀伊国屋電子書籍ストアにて

拙著『なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう!』が発売されることになりました!

海外生活の中で考えてきた人生哲学のようなものをまとめて、

読後に人間関係の悩みから解放されるような本です。

良かったら手に取ってみてください。コメント欄から質問などもいただけます。

なぜ孤独を恐れるのか?20代の君を人間関係の疲れから開放しよう! / 森島啓/MBビジネス研究班 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア

f:id:hira-jasorede:20180915181916j:plain