【シンガポールで考えたこと】自分の好きなこと
仕事を辞める時に決めたことは
次の仕事を選ぶ前にしっかりと自分の好きなことを見極めておくということです
(いずれ詳しく書きたいのですが)前職は自分で選んだ職業というよりは、
考えずに流れで選んでしまったのだと思っています
でも自分はやりたくないことをずっとやって行く堪え性がなく辞めざるをえませんでした
だからこそ次の職業を選ぶ時には自分の好きなことややりたいことを明確にして進みたいと思っています
「これさえやれていれば自分は満足だ」と思えることを見つけたいと思っています
フィリピンやシンガポールで生活をして確信しているのはローカルな環境が好きだということです
思えば小さい頃から誰も知らなさそうな路地裏に行ってみたり、
全然人が入っていなさそうな商店街やお店に入っていたり、
地方を車で回りまくったり(その多くが有名な観光名所というより地元の人に聞いた穴場でした)
地方に焦点を当てたローカル番組が好きだったり
散歩をすると毎回違うルートで知らない地域を開拓してみたりすることが好きでした
海外に来てもその指向性は変わらず、
出来るだけローカルなお店や場所に行こうとしていました
本当に好きなことは呼吸と同じくらい無意識にしているから気づきにくいと言いますが
自分にとっての本当に好きなことはローカルを見て回るということなのだと思います
僕は誰も見向きもしないような物や場所に心が惹かれます
誰も選ばないならあえてやってみようという気持ちが働きます
その気持ちがローカルに惹かれる気持ちに拍車をかけているようにも思います
この間、地元の小学校を訪問するツアーに参加しました
ローカルな環境に触れる機会でした。でも全く面白くありませんでした
雰囲気の中に授業参観的作り物感があり、
互いに自然体というよりは、「良い体験」を互いに演出しようとしている感覚を覚えたからです
僕がひねくれている部分もありますが、この経験から僕はツアーでローカルを訪れることから一切手を引くことに決めました
ツアーよりは個人旅行、ホテルよりは民泊、人気観光地よりは地元感のある場所に行きたいと思います
それが自分の好きなことなのだと思っています