じゃそれで(Up to you)

オーストラリアで旅をしながらお仕事をする生き方を実践しています。

【ダーウィン21日目】普通の生活して楽しくできればいいと思うんだよ(没頭力)

早く土日よ去れ、と思うのは

クラウドソーシングのクライアントがお休みで全然仕事をくれなくてさみしいから。

鬼のようにライティングをしたい僕としてはそんな週末が大嫌いです。

 

と思っていたのが昨日。

 

そして日曜日の今日は文字通り鬼のように依頼が入ってきて一日中カキカキしていました。

 

ユキも同じくライティングの仕事を始めて、(オーナーのじいさんの)PCに一日中張り付いて、二人してカキカキしている日曜日でした。

 

 

僕はあんまりライティングを仕事だと思っていなくて、

なんか楽しいからやっているだけというのが凄く気に入っています。

 

そんなことを思っていたら、S.L.A.C.K.も同じようなことをインタビューで言っていました。

 

ラッパーが職業っていう意識もそんなに無くて。たまたま、ラップが上手くいってるだけっていう感じもあるので、スケボーのDVD観たり、服買いに行ったり、機材換えたり、好きな音楽聴いたり、そうやって日々を過ごしているだけで、自分の職業的なヴォキャブラリーはずっと貯まっていくから、ただ、アンテナを張って、思いっきりリラックスするように心がけてましたね。

ヒップホップシーンのみならず、多方面に衝撃を与える脅威の新世代ラッパー、S.L.A.C.K.にインタビューを敢行! その素顔とは!? より)

 

 

昔、『没頭力』という本を読んだことがあるのですがそれにはこんなことが書いてあるんです。

 

まずは手を動かす =行動すること

皆さんに聞いた 「楽しくて 3 0分間集中できること 」の答えには 、手を使うものが多かった 。手を動かす =行動する 、というそして片手より両手の方が有効なのではないでしょうか 。たとえば料理するときって片手で料理って難しいでしょう 。基本料理は両手だよね 。ゲ ームが没頭できるのも手を使っているからだし 、読書も片手でペ ージをめくれる電子書籍より 、紙の本を両手で持ってめくる方が楽しいし 、集中できるような気がします 。 〈そう言われるとタイピング 〉 〈全力で取り組むのって両手のとき 〉 。ですよね 。片手だと没頭度が下がる気がするんですよ 。

https://www.amazon.co.jp/没頭力-「なんかつまらない」を解決する技術-吉田-尚記/dp/4778315995/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1535890481&sr=8-1&keywords=没頭力

 

 

これを読んだ時に僕は「ホント、そうだよなあ」なんて思いました。

 

別に高尚な趣味じゃなくてもなんでも没頭はできて。

それがお金になるなら尚更ありがたくて。

 

教師を辞めて半月ほど派遣の仕事をしてたのですが、

一晩中ヤマザキパンで「北海道蒸しパン」のカップを型に置く仕事とか、

何時間も封筒を分け分けする仕事とかが何故かゲームみたいで楽しかったですね。

京野菜を仕分けする仕事は流れが円滑じゃなかったので没頭できず楽しめませんでした。

 

だからライティングは楽しいのかなあと思います。

 

 

 そう言えば料理も『没頭力』に書かれていますけど楽しいですよね。

今日はポトフ?を昼に作って、夜はそれを使い回してスープパスタを作りました。

 

メニューさえ決まれば料理って本当に楽しいな、とダーウィンで感じている次第です。

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以前にもブログで紹介した気がするのですがチクセントミハイ教授という「幸福学」を研究した人がいます。

この人曰く「没頭することが人間が幸せを感じる条件の一つだ」と言っています。

 

〝目標が明確で 、迅速なフィ ードバックがあり 、そしてスキル 〔技能 〕とチャレンジ 〔挑戦 〕のバランスが取れたぎりぎりのところで活動している時 、われわれの意識は変わり始める 。そこでは 、集中が焦点を結び 、散漫さは消滅し 、時の経過と自我の感覚を失う 。その代わり 、われわれは行動をコントロ ールできているという感覚を得 、世界に全面的に一体化していると感じる 。われわれは 、この体験の特別な状態を 「フロ ー 」と呼ぶことにした 。 〟 ─ ─ M ・チクセントミハイ 『フロ ー体験入門 』 (世界思想社 )日本語版への序文より

 

ちょっと難しい説明なんですが「フロー状態」というのは、スポーツ界でいう「ゾーン」と呼ばれるもの。

 

自分が今している行動にすごい集中している時ってなんか全能感というか「俺、最強」感を感じることがありますが、それがフロー状態というものみたいです。

 

そしてライティングの時の僕はフロー状態に入ってて凄く楽しいのです。 

先生やっている時は丸付けとか超楽しかったですし。

後は神が降臨している時に書く学級通信とか。

 

 

淀みない思考で、迷わず両手を動かして作業ができるところまで物事が上達すればどんな仕事でも楽しめるんじゃないでしょうか。

和太鼓が楽しかったのもそういう部分があったのかもしれません。

 

「頭を使う仕事の方が偉い」って風潮もありますけど、楽しけりゃいいじゃんと僕は思います。普通の生活をして楽しくできればいいと思います。

 

 

 

みなさんは今どんなことに没頭していますか?

最近はたまに閲覧数が100/1日を超えることもあって、どんな人がこのブログを読んでいるのか気になる次第です。

コメント欄で交流なんかができたら楽しいだろうなあ、と思いますが何しろコメントが一切付かないブログなのでコメントもしづらいと思いますが、教えてくれたら嬉しいなあと思います。

 

あ、今日もアイキャッチが料理画像。