【パース50日目】財布、見つかる。 aka Photoshopヤバイ
目が醒めると警察からメールが届いていた。これだ。
ケアンズで失われた財布が戻って来た。全く期待していなかったのに。
残留物は運転免許、すでに停止したクレジットカード3枚。
現金が抜かれているだけなので良かった。
運転免許と、大事に大事に日焼けさせた皮の財布が戻ってくるだけでありがたい。
そして見つかった場所は、財布を失った宿だったとのこと。
財布を奪って宿の何処かにポイ捨てするぐらいならわかるところに現金だけ抜いて置いといてほしい。
まあ、何はともあれそんな吉報をもらったことでウキウキと10日ぶりぐらいのブログを書いている。
最近の僕はとにかくライティングにご執心だ。
前にもましてご執心で一日中とにかくライティングをしている。
ライティングをするか、コールスに行くか、美味しいものを食べにユキと出かけるか、
この50日間はそれに限る。
そんなユキが明日から働き始める。本当に喜ばしいことだ。
ダーウィンから職探しに苦労していた彼女を近くで見て来ただけに、頑張っていた姿を見て来ただけに、とりあえず僕も「良かった」と思うばかりだ。
そんなこんなでこれからユキの生活スタイルも変わるということで、
僕は無理を言って食事などを別々にすることにしてもらった。
ケアンズ以来、車中泊でも家での自炊でも一緒にしてきただけに少し寂しい気持ちもあるが、多分、一番、これが生活しやすい方法だと思い、この選択をした。
ダーウィンからはずっとコンロを使った料理が多かったけれど、
実は一番思い出に残っているのはケアンズ〜ダーウィン間の車中での貧しい食事だ。
ひどい時はコーンフレークに少し悪くなった豆乳を入れて食べた。一つの果物を分けて食べたりもした。
彼女にとってはどうかわからないけれど、僕にとってはいい思い出だ。
最近の日課、というよりは週課になっているのは美味しいものを食べに行くことだ。
本当に僕は美味しい食べ物が好きだ。というか食べ物が好きだ。
この辺りはパースに来てから食べたやつ。一つだけ自炊のものが混じっている。
そして昨日、フォトショ(Photoshop)の威力を知る。
ちょっとある事情でどうしても車のロゴを消さなきゃならなくなった昨日、
初めて写真のレタッチに挑む。
そこですんなりロゴを消すことができた僕は写真のレタッチにハマり、ハンバーガーのバンズのゴマを消したり、パティを2倍にしたりして遊ぶ。